2006年11月24日JDC信託中間決算 赤字縮小傾向も厳しい経営続く

 映画やゲーム・アニメなどコンテンツ分野の専門信託会社ジャパンデジタルコンテンツ信託(JDC信託)は、平成19年3月期(18年4月~19年3月)の中間決算を発表した。発表によれば、同社の営業利益はマイナスの2億6500万円、経常利益はマイナス2億8400万円と依然赤字経営が続いている。

一方で、売上高は5億4700万円(前年同期比46.9%増)と大きく増加したほか、営業収支、経常収支の赤字幅は大幅に縮小した。経営状況は依然厳しい局面にあるが、全般には改善傾向にあるといえるだろう。

売上高の増加は信託財産の積み上がりによる信託報酬の増加によるものである。このため売上高に占める信託事業の割合は、前年の14.7%から56.8%に急増した。しかし、連結子会社でデジタルコンテツハードウェア販売のバズスタイル売上高が予想を下回り、売上高は当初予想数字には達しなかった。

また、このバズスタイルへの出資に伴う出資損失負担金を計上したことや、信託事業の販売管理費の増加により、営業収支がマイナスになったとしている。

しかし売上高は伸びているものの、同社の目指すコンテンツ関連の投資信託は当初期待されたほどの拡大を見せていない。信託財産に映画を組み込んだ「シネマ信託」などはあるが、国内のアニメ・ゲームについてのファンドはほとんど組成されていないのが実情である。

同社が設立時に期待されたアニメ関連の個人向け投資信託は、今年8月に決算を迎えた「アニメファンド! バジリスク匿名組合」以降は実現していない。

コンテンツ信託のための社会基盤の遅れに加えて、こうしたことが同社の昨期までの経営不振の大きな理由といえるだろう。このためJDC信託は今期からは、権利関係の周辺業務や海外コンテンツを対象にした投資信託の組成に力を入れている。

また、受託財産をコンテンツとしてない一般の投資信託の組成・運用も開始している。こうした方向性は当初のコンテンツ専門の投資信託会社とは異なるが、経営状況の改善には力を発揮しそうだ。

同社の収益の基盤となる信託受託財産総額は、今期の最終目標の470億円には及ばないが11月末で243億円と着実に増加を重ねている。

JDC信託は通期の業績予想では売上高20億6000万円、経常利益は3億1300万円と黒字経営を見込んでいる。

しかし、当期純利益の予想はマイナス4億3700万円としており、業績が予想通りに進んだとしても、本格的な経営立て直しは20年3月期以降になりそうだ。

(アニメ!アニメ!ニュース 11/24)

こうしてJDCTは、コンテンツ投資のトラックレコード&格付け用データだけ蓄積して、収益モデル的には三流以下の投資信託会社になりましたとさ。なんだかねー。

そういや、仕掛けの片割れ・GDHもこないだの中間決算説明会は酷かったなあ。自分達の「ヲタを食い物にする割高ビデオグラム」戦略の破綻を、ようつべやウィニーのせいにするなっつーの。これだから、責任を他人に擦り付け慣れしているコンサル上がりは信用ならねー。

TVシリーズ全24話でDVD12巻。1巻単価¥7,980-¥5,985。高い云々以前に、ファンドをペイさせるための価格設定がまずありきってのがいただけない。

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