単に「デモ参加者3名を殺傷したのは憎悪犯罪かそれとも正当防衛か」で論じてはいけない事件と判決 ~ カイル・リッテンハウス被告@ウィスコンシン州BLMデモ銃撃事件に無罪判決

この事件に関しては、偶発的要素が多すぎて、正直おいらも有罪と無罪どちらの判決が正しいか分からない。ただ、

白人被告無罪、全米で抗議 NY市長「おぞましい」 BLMデモ銃撃(2021/11/20 毎日新聞)

 米中西部ウィスコンシン州で昨夏、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)」デモの参加者3人を銃撃して死傷させたとして、殺人罪などに問われた白人のカイル・リッテンハウス被告(18)の無罪評決を受け、米国各地で抗議デモが相次いだ。

 AP通信によると、米西部のオレゴン州ポートランド市では19日夜、約200人が中心街の通りを封鎖して抗議デモを行い、一部の参加者が同市関連施設のドアや窓を破壊。駆けつけた警察官にモノを投げつけるなど暴徒化した。

 カリフォルニア州オークランド市やイリノイ州シカゴ市でも抗議デモがあり、評決への不満を訴える動きが全米に拡大する可能性がある。ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長はツイッターで「おぞましい判決だ」と批判した。【大久保渉】

この記事の登場人物のように、どちらかの側に主張を寄せ過ぎて憎悪の拡大再生産を進めるのは間違いだということだけは分かる。

つか、意識して分からないといけない。そう思う。

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