ジンバブエで「ムガベ大統領の君側の奸」排除クーデターな件について(2017/11/15)
事実関係をかいつまむと、ジンバブエ首都ハラレを装甲車両に乗った軍部隊が急襲し、国営放送局などの主要施設を占拠すると共にムガベ大統領一家を拘束。同国与党のZANU-PF(ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線)の暫定党首には、先日ムガベ大統領から副大統領職を罷免されたエマソン・ムナンガグワが就任。
かくして、この「国の私物化にも程がありますよ!大統領」騒動がきっかけとなったクーデターは無事成功。ムガベ独裁政権は崩壊へ。想定内というべきか、ありうべき展開というべきか。
想定内、ありうべき展開という点では、今日ZANU-PF上層部を狙ったテロ(orそのように見せかけた自作自演)もまた同様。ドサクサ紛れに悪さをしたがる動機持ちが昨年11月より増えた分、状況は当時よりも混沌としている。
「いやあ、反動って本当に怖いですねー(違)」
真面目な話、ジンバブエに限らずだけどな。クーデターは所詮非情の手段で、副作用激アツな劇薬よ。今回の犯人探しも、どこまで真面目に進むこと&行われることやら。
【ブラワヨ(ジンバブエ)AFP時事】アフリカ南部ジンバブエで23日、南部ブラワヨで行われていた与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)」の集会で爆発が起きた。
現場にはムナンガグワ大統領もいたが、チャランバ大統領報道官は「無事にブラワヨの安全な場所に避難した」と語った。
国営ジンバブエ放送(ZBC)は、爆発によりモハディ第2副大統領や与党幹部が負傷したと伝えた。ブラワヨはジンバブエ第2の都市で、集会は7月30日投票の大統領選に向けた選挙集会だった。
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