「HUGっと!プリキュア」第15話「迷コンビ…?えみるとルールーのとある日」感想 ~ 「その時、ルールーに電流走る…!」「圧倒的……運命っ!!」

  • 「その時、ルールーに電流走る…!」「圧倒的……運命っ!!」 とは

「愛と情熱と人間的使命感の象徴」愛崎えみる嬢@CV田村奈央女史と「データと計算と機械的使命感の象徴」ルールーさん@CV田村ゆかり女史。この二人の運命の出会いが、単なるカオスに終わらず、シリーズ全体を左右するであろう布石の塊だった第15話を表現する言葉。

転じて、「過去2エピソードで少しずつ構築されてきたルールーさんの良心回路(違)に強烈な一撃を加え、怒りの感情と感動する心を芽生えさせたキュアえみーる(モノホンキュアの可能性87.56%→0.01%)の存在感パねえっす」「オシマイダーを前にして、偽物でも街の危険はほっとけないのです!!と啖呵を切る、えみる嬢のヒーロー魂(野乃はな嬢&キュアエール@CV引坂理絵女史認定済み)の熱さは本物ですわ」「ギュイーンとソウルがシャウトするギター愛の熱さはガチですわ」「計算され尽くした布石の数々を忘れさせるバーニングソウルの熱量は驚異的ですわ」「それらの様々な熱さと出会ったルールーさんの劇的変化」「まさにヤック・デカルチャー」「運命美!!」



福本伸行作品の定番のアレとは無関係。多分。

【今日は脇役】【どうせみんな】はぐたん@CV多田このみ女史に名前呼んでもらって知能指数を急落させ、少し上手くいかない自分たちの現状から現実逃避する薬師寺さあや嬢@CV本泉莉奈女史と輝木ほまれ嬢@CV小倉唯女史に何が起きたのか【バカになる】

【節電】【クライアス社】失敗続きでもパップル課長@CV大原さやか女史のタクシー撤退を許し続け、アルバイトのルールーさんの長期?有給消化を許し続ける同社は、三次元の大半の企業よりホワイトかも知れない【ホワイト企業説再び】





関係ないけど、今日ぷんすかルールーさんからド詰めを喰らっていた、感じ悪ーな愛崎正人兄様って、CV霜月紫氏なのか。

  • 神回。布石回としてもギャグ回としてもカオス回としても神回。第14話も相当高レベルな布石&ギャグ回だったけど、第15話は数段その上を行く。流石は成田良美脚本×田中裕太演出、流石は成田リオン。
  • 全体的に、えみる嬢がルールーさんからグイグイと「真実」を引っ張り出していく展開が◎だったけど、その中で、己が無力を承知しつつ子供を助けたキュアえみーるを「見てたよ!」「ありがとう!」「あなたもヒーローだね!」と認めたキュアエール以下のハグプリ組の振る舞いが実にいい。







  • 彼女は憧れのヒーロー・プリキュアに一歩近づいた。そのことを、プリキュア自身から認められた。この事実は大きい。


  • もし、仮に、えみる嬢がプリキュアにならなくても、きっと彼女はプリキュアの傍にあって、彼女たちにエールを贈る立場であり続けるだろう。姫プリの七瀬ゆい嬢とは、また違った立ち位置のプリキュアの協力者として。そして、同じ展開(非プリキュアな協力者化)は、ルールーさんにも成立しうる。

  • この可能性たっぷりの二人をハグプリ組三人の周囲に配し、さらに二人を出会わせ対照的な人格のペアとしてデビューさせた本作スタッフの手腕、流石。
  • それはそれとして、今回開陳されたいくつかの可能性のうち、「えルっと!プリキュア」の映像化を希望するおいらは、ヲタの鑑です。めちゃHUG元気で「ビデオグラム化のおまけ映像でぜひ!>東アニ&マーベラスさん」みんな!。

まこと、15周年を飾るにふさわしい傑作よ。ハグプリは。

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