古今東西、「愛国ポルノ」コンテンツは時の政治権力と二人三脚の存在。だから、中国で「すごいぞ、わが国」が作られて、
インターネット上に流出した国有通信大手の内部通知は党費を使って2日の公開から3日間、集中的に観客を送り込み、1カ月以内に全党員に観賞させるよう要求。平日昼間の観賞客はこうした「動員組」とみられる。
こういう、マッチポンプな「国民的大ヒット」作りがなされるのは、特段珍しい流れじゃない。
だけど、愛国というより習近平個人をヨイショする映画が作られて、そのコンテンツのブランド作りというか元ネタの神格化に国家のリソースが大量投入されていると聞くと、1949年公開の「ベルリン陥落」を作らせてご満悦だったヨシフ・スターリンと、それを良しとしていた当時のソ連を思い出して、
ちょっと怖い。
そういやスターリンは、ノーベル平和賞の向こうを張って「スターリン平和賞」ってのを作ったっけ。死後、「レーニン平和賞」へ改称されたけど。逆に、中国の「孔子平和賞」は「習主席平和賞」へ改称されるかもね。さほど遠くない将来に。んで、習近平の死後、別の名前に改称されて、中国の政治体制崩壊後、存在自体がなかったことにされると。それほど遠くない未来に。
そうなったらなったで、怖い。ちょっとじゃなくマジ怖い。だって、絶対日本も巻き込まれるじゃん。体制崩壊の混乱に。ぶっちゃけ超迷惑。
【北京時事】中国・北京で開催されている全国人民代表大会(全人代)と全国政治協商会議(政協)に合わせ、中国国内の映画館では、この5年間の中国の発展を誇示するドキュメンタリー映画「すごいぞ、わが国」が上映されている。
テーマごとに習近平国家主席の演説や視察の様子が挿入され、習氏を礼賛する宣伝ビデオの様相だ。
7日午後、北京の人民大会堂に程近い映画館はほぼ満席だった。映画を観賞し終えた50代の女性は日本メディアの取材に警戒しながら「職場の指示で来たけど、良かったよ。国を誇りに思う」と語った。
インターネット上に流出した国有通信大手の内部通知は党費を使って2日の公開から3日間、集中的に観客を送り込み、1カ月以内に全党員に観賞させるよう要求。平日昼間の観賞客はこうした「動員組」とみられる。
ここで「【東方MMD】アンノウン・マザーグース」を紹介。
コンテンツのブランドっつーものなあ、国や大資本がリソースぶっこめばできるとは限らんのやで。
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