昨年末までは稲嶺進市長が圧倒的に優勢だったが、2018年1月に入って政府や自公維が推す渡具知武豊候補が追撃開始。米軍の事故が多発した1月後半に入っても渡具知陣営は善戦、「逃げる稲嶺、追う渡具知」の戦況は変わらなかったが、1月26日に発生したこの事件で渡具知の足が止まり、選挙戦は事実上終わったと思っていた。
2/4投開票の名護市長選、自公維が推す渡具知武豊候補の勝ちの目はもともと薄かったが、今回の松本文明の暴言でほぼ皆無になった。岐阜市に続いて名護市でも負けるとなると、政権内の空気は少々悪くなるだろうねえ。 / “【さらば】安倍晋三…” https://t.co/IWLjBv6zG1
— wer y sagt (@kaguramay) 2018年1月29日
ところがどっこい、まさかの逆転勝利。それも、「渡具知2万票」「稲嶺1.7万票」という意外な大差で。これには長年選挙を見ているおいらもビックリ。まさにうれしい誤算と言うべきか。
とりあえず、国には辺野古への米軍基地移設の推進を。名護市民には放置されてきたゴミ問題の解決を。そして今秋の知事選では、沖縄県民に国と翁長県政との対立関係の解消を。ということに、さて、なるかな。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画の是非が問われた名護市長選が4日投開票され、移設を進める安倍晋三政権が推した新人で元市議の渡具知(とぐち)武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=が、辺野古移設に反対する翁長雄志知事が支援した現職の稲嶺進氏(72)=共産、自由、社民、民進、地域政党・沖縄社会大衆推薦、立憲民主支持=の3選を阻み、初当選を確実にした。
政府は選挙結果を受けて移設工事を着実に進める方針で、今夏にも辺野古の海の埋め立てで土砂の搬入を目指している。一方で翁長知事は地元・名護市の反対という「民意」を失い、移設阻止の道のりはさらに険しくなった。沖縄では今秋に知事選が予定されており、翁長知事にとっては、再選に向けても厳しい環境になった。【佐藤敬一】
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