「イスラエル首都エルサレム」問題で孤立深める米国な件について(2017/12/19)
国連での米国叩きのステージは、パレスチナ自治政府の招集要求による緊急特別総会に移行。ここでフルボッコになった米国&トランプがどういうキレ方するかに、今から興味津々。 / “「イスラエル首都エルサレム」問題で孤立深める米国な件について…” https://t.co/p5flgwt6I1
— wer y sagt (@kaguramay) 2017年12月19日
安保理では15理事国のうち、米国を除く14カ国が「イスラエル首都=エルサレム」にダメ出しした。明日の国連総会では、米国とイスラエル以外のどの国が「イスラエル首都≠エルサレム」に反対するか。今から興味津々というか、トランプとヘイリーがどんなキレ方を披露してくれるか。
賛成票128、反対票9、棄権35。反対票を投じたのは、米国とイスラエル以外は、グアテマラ、ホンジュラス、マーシャル諸島共和国、ミクロネシア連邦、ナウル、パラウ、トーゴという「米国に金で縛られている貧乏国」のみ。それが事前に分かっていたのか、恥をかきたくない米国とイスラエルの国連代表は、揃って「採決前に堂々退場す」。うーん、1世紀ほど前にスイスのジュネーヴで見たような光景だ。
国連総会前にトランプ大統領が「決議に賛成した国には金やらん!」、ヘイリー国連大使が「決議に賛成した国への恨みは忘れない!」と露骨な脅しをかけた米国。その醜悪なプレッシャーにも関わらず、国連加盟国193カ国の約2/3が米国の「イスラエル首都=エルサレム」宣言にダメ出しした。今回の決議の実効性はともかく、国際世論として「好き勝手するのもいい加減にしろトランプ」というメッセージを送ったという点には意味があった。特に、
賛成票を投じた日本
「我が国は盲目的に米国を支持する道化ではない」
「米国の同盟国」であるのと同時に「国連中心主義国」でもある日本が、欧州や中東各国との関係も考慮した結果、安保理に続いて筋を通したのはGJだ。少なくとも、先の安保理で「イスラエル首都=エルサレム」に反対しながら、今回の国連総会でトンずらこいたウクライナと比べれば、数段マシ。
[国連 21日 ロイター] – 国連総会は21日に開いた緊急特別会合で、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定した決定は無効とする決議を賛成多数で採択した。
賛成票を投じたのは128カ国。9カ国が反対票を投じ、35カ国が棄権した。決議に拘束力はない。
トランプ大統領は同決議案に賛成票を投じた国には金融支援を打ち切る方針を示していた。
西側・アラブ地域の米国の同盟国の多くは賛成票を投じ、米国の孤立が鮮明となった。このうちエジプト、ヨルダン、イラクなどは米国の軍事または経済支援を受けている。
棄権したのはオーストラリア、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、フィリピン、ルワンダ、ウガンダ、南スーダンなど。
反対票を投じたのは米国、イスラエル、グアテマラ、ホンジュラス、マーシャル諸島、ミクロネシア、パラオ、ナウル、トーゴ。
パレスチナ自治政府のアッバス議長の報道官は、決議案の採択が「パレスチナにとっての勝利」だと述べた。
ヘイリー米国連大使は採決に先立ち、「主権国家として権利を行使したことを巡り国連総会から攻撃を受けた日として、米国がこの日を忘れることはないだろう」と述べた。
国連安全保障理事会は18日、エルサレム首都認定の撤回を求める決議案を採決したが、米国が拒否権を行使して否決された。国連総会での決議案採決は、アラブ・イスラム圏諸国の要請を受けて行われた。
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