面子から状況まで色々微妙な美濃加茂市の出直し市長選な件について

　立候補者は2名。かたや、美濃加茂市というか岐阜の一部層から露骨に標的にされ続けている前市長・藤井浩人。かたや、この一連の騒動に巻き込まれたくない地元政界が対立候補を出さず息をひそめている中、その空気を無視して名乗りを上げた、市民団体代表（）の鈴木勲。

　争点は美濃加茂の市政になく、藤井前市長「市長職を続けさせて！」vs鈴木代表「そうはさせるか！」だけ。まさに、

「市民おいてけぼり」

　1/29は普通に藤井再選だろうけど、投票率はガクッと下がるだろうし、再選後の市政の混乱が今から目に浮かぶ。一昨年のスタンプラリー騒動もあったし、「のうりん」2期は遠そうだなあ。

前市長と新顔の２氏届け出　美濃加茂・出直し市長選告示

　岐阜県美濃加茂市で、受託収賄罪などに問われ控訴審で逆転有罪判決を受けた藤井浩人前市長（３２）＝上告中＝の辞職に伴う出直し市長選が２２日、告示された。新顔で市民団体代表の鈴木勲氏（７２）と、再選をめざす藤井氏の無所属２人が立候補を届け出た。

　鈴木氏は出直し選について「市政の私物化で乱暴な信任投票」と批判。一方、任期を半年残して昨年１２月に辞職した藤井氏は「不当判決と闘いながら市長職を続けることに市民の信任をいただきたい」と訴えている。

　同県知事選と同じ２９日に投開票される。１１日現在の選挙人名簿登録者数は４万２２８７人。

(1月22日朝日新聞)

　ここで「小ネタ集３」を紹介。