スポンサーの勢いと反比例な結果に終わった自動車系J1 ~ 「オリジナル10」名古屋グランパスが初のJ2陥落

 親筋の三菱自動車が燃費データ不正騒動でガタガタな浦和レッズは1位。殺人事件が発生したり円高その他で業績グラグラのマツダがスポンサーのサンフレッチェ広島は6位。「e-POWER」のリリースや三菱自動車の取り込みなどでイケイケな日産自動車が上役の横浜F・マリノスが微妙な10位。そして、なんだかんだと世界に冠たるトヨタ自動車が大株主の名古屋グランパスはJ2陥落の16位。変なの。

 変なのついでに、プロ野球では中日ドラゴンズが最下位。J2のFC岐阜もドン尻争い。これは中京地区のプロスポーツ全体が呪われているとしか。

 「もちろん、んなわけねー」

 グランパスは自滅すべくして自滅した。トップの意向と現場の意思がすれ違えば、どんな組織でも迷走する。トヨタもロボット事業など本業の自動車以外じゃその手の迷走は珍しくない。グランパスの陥落劇は、ある意味トヨタの関係者らしい失敗劇だった。

 ま、何のかんのと逆境に強いのがグランパスだ。来シーズンは、今シーズンの垢を落としてキッチリ仕切り直して戻ってくるさ。

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名古屋イレブン「ここからが私たちの本領発揮よ!」

<サッカー>名古屋、初のJ2降格…Jリーグ開幕から参戦

 サッカーJリーグ1部(J1)の名古屋グランパスが初めて同2部(J2)に降格することが3日、決まった。同日、パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂区)で行われた第2ステージ最終節・湘南戦に1-3で敗れ、来季2部に落ちる年間16位が確定した。名古屋は1993年のJリーグ開幕から参戦する10クラブの一つで、鹿島アントラーズ、横浜F・マリノスとともにこれまで降格がなかった。

 名古屋は前節終了時点で、年間順位が18チーム中16位。15位のアルビレックス新潟とは勝ち点30で並んでいた。この日の今季最終戦は両チームとも敗れたが、名古屋は得失点差で下回り、J1に残留できる15位以内に浮上することはできなかった。【岸本悠】

(11月3日 毎日新聞)

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