噛みついた相手の顔ぶれから察するに前者だな。シャレン・ハスケル議員は知らないが、ツィピ・ホトベリ副外相は対パレスチナ強硬路線の切り札的存在だ。ネタニヤフとしては同志としての感情は持っていても、憎悪や嫌悪の感情は持っていまい。犬は飼い主の心情を察すると言う。察していたのであれば、ホトペリ女史に危害を与えようとする訳が無い。故に駄犬決定。
あ、いや。ちょっと待てよ。
ツィピ・ホトベリ(Tzipi Hotovely)副外相の夫にかみついた。
噛みついたのは副外相の夫か。てことは、
カイヤ君
「ご主人様!ご主人様!」
「ご主人様と意気投合しているこの御婦人に付きまとっているオッサンに、野生の鉄槌を喰らわせましたワン!ご褒美!ご褒美!!」
なんだ、後者じゃん。御主人の気持ちを汲んで行動する良い犬じゃん。よーし、ご褒美ご褒美。
あれ?
【12月13日 AFP】先日首相公邸の行事で客人にかみついたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の飼い犬「カイヤ(Kaiya)」が、12日に隔離されたことが分かった。
この日地元メディアが伝えたところによると、ネタニヤフ首相は11日にフェイスブック(Facebook)への投稿で、前夜に一家でユダヤ教の休日「ハヌカ(Hanukkah)」の5本目のろうそくを灯した後、「悲しいことだが法律の要件に沿って、カイヤを隔離せざるを得なくなった」と述べた。また、今回の経験でイスラエルの公衆衛生基準における「論理や情とは矛盾する不備」を痛感したことを明らかにした。
カイヤは7月、動物保護施設からネタニヤフ首相に引き取られた。9日夜にエルサレム(Jerusalem)の首相公邸でハヌカを祝う行事が行われたが、カイヤはろうそくを灯す儀式の最中、与党・リクード(Likud)のシャレン・ハスケル(Sharren Haskel)議員とツィピ・ホトベリ(Tzipi Hotovely)副外相の夫にかみついた。2人に大きなけがはなかった。
イスラエルの衛生基準は、所定の予防接種を受けさせた犬でも、かみつきを起こした場合には10日間の隔離を義務付けている。(c)AFP。
(12月13日 AFP-BB)
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