ショタホモやロリコンが小学校や中学校に潜り込んで悪さするのも、最初そのケは無かったが環境に刺激されて変態趣味に目覚めてしまうのも、よくある話。本件もそんなよくある話の1つだが、今回気になったのは記事内のこのくだり。
市教委はズボンをずらして触った行為を「わいせつ行為の可能性はあるが、全体でみるとセクハラ行為だった」としている。
この場合の、猥褻行為とセクハラ行為との違いって何だ?。通常の解釈だと、
- 猥褻行為:社会通念に照らして性的に逸脱した行為
- セクハラ行為:組織内での人間関係や上下関係を悪用しての猥褻行為、ないしそれに準じる行為
だよね。「教え子の小学生のズボンを教室やグラウンドでずらし、下腹部を触る」って、セクハラのカテゴライズを議論する前に猥褻行為だよね。なんで、市教委のような解釈が前面に出てくるんだろうな。このあたりの機微はあまり詳しくないんだけど、教育委員会のルールでは、猥褻よりセクハラ認定した方が対象者を処分しやすいとかの事情でもあるのかね。「猥褻と違ってセクハラは当事者の解釈の問題なんで、そこは一つ穏便に」とか。もしそうなら、
「ずるいよ。センセイ」
そこいくと、マスコミが猥褻事件報道で使う表現の基準は、法令準拠で良くも悪くも分かりやすい。例えば、
【好みは】小学校の臨時教諭・阿久沢恒生容疑者、JC3年生に猥褻行為を働いて逮捕【ローティーン】(2015/1/8)
去年9月、座間市の公園に駐車した車の中で、中学3年生の少女にわいせつな行為をした疑いが持たれている。阿久沢容疑者は少女とツイッターで知り合っており、初めて会ってすぐに人目につかない公園に連れて行き、犯行に及んだという。
【昼夜を問わず】中学校の体育教諭・草薙宏亮容疑者、14歳JCに「夜の保健体育」授業を実施して逮捕【教育熱心】(2014/4/22)
逮捕容疑は昨年10月5日午後10時〜同6日午前6時ごろ、当時中学3年で14歳だった同県内の女子生徒を自宅アパートに連れ込み、みだらな行為をしたとしている。
阿久沢容疑者のケースでは、「神奈川県青少年保護育成条例違反+わいせつな行為」だから車内Hと言っても本番行為は無かった。一方、草薙宏亮容疑者のケースでは、「同条例違反+みだらな行為」だからガチ本番、少なくとも性器を使った性交渉はあったということだよな。
堺市教育委員会も、直接的な表現は無理にしても、対外発表する以上は、その位の分かりやすさが必要だったと思うよ。記事内のような、奥歯に物が挟まった言葉使いに逃げるのではなく。
小学校の男性講師、男児8人にセクハラ 堺市教委が懲戒免職処分
堺市教委は23日、男子児童8人にズボンをずらして下腹部を触るなどのセクシュアル・ハラスメント行為を繰り返したとして、南区の市立小学校の男性講師(24)を懲戒免職処分にした。講師は性的興味を否認し、「最初に児童から遊び半分で触られコミュニケーションのつもりでやっていたが、エスカレートしてしまった」と反省しているという。
市教委によると、講師は昨年4月から4年生の担任となり、5月ごろから11月初旬までの間、休み時間の教室やグラウンドで男児8人に計約30回、ズボンの上から下腹部を触ったりズボンをずらして触ったりした。「チューしたろか」など性的な発言をしたり男児を自分の膝の上に座らせたりしたこともあったという。
大半の児童は遊び半分に受け止めていたが、一部の児童が保護者に話して発覚した。市教委はズボンをずらして触った行為を「わいせつ行為の可能性はあるが、全体でみるとセクハラ行為だった」としている。
(1月24日 産経新聞)
ここで「【初音ミク】 このふざけた素晴らしき世界は、僕の為にある 【n.k】」を紹介。
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