1日午前2時半ごろ、北海道南幌町西町、無職佐竹須三代さん(71)方で、佐竹さんと娘で事務員の和美さん(47)が血を流して倒れているのを、帰宅した和美さんの長女(23)が見つけ110番した。道警栗山署は、殺人事件の可能性もあるとみて捜査を始めた。
同署によると、2人は1階と2階の別々の場所で倒れていた。発見時、玄関の鍵は掛かっていたが、裏口が開いていたという。
佐竹さん方は4人暮らしで、和美さんの高校生の三女(17)は同じ敷地内の別棟で寝ていたとみられる。次女が9月30日夕方に帰宅したときは、異常がなかったという。
(10月1日 時事通信)
この第一報からほどなく、殺人犯は記事内の三女17歳JKだったと分かって大騒ぎ。犯行の動機は、長きにわたる「しつけ」にたまりかねてとのこと。何でこのタイミングでの復讐なのかは、これからの捜査で明らかになるんだろうけど、多分、通っている高校の生徒会長に今月就任することが、「引き金」になったんじゃないかなあ。
「お婆様、お母様。お二方のご指導のおかげをもちまして」
「私は南幌高校の生徒会長に選出されました。本当にありがとうございます」
「つきましては、お二方への心よりの御礼として」
「私自身の意志で、貴様らをぶっ殺す」
「あはははは!あの世で、閻魔様に誇るんだなあ!」
「私たちの仕込みの宜しきを得て!」
「あの子は生徒会長に選ばれるほど出来のいい!」
「立派な殺人鬼になりましたってさ!」
「あはは!あはははははははは!!!」
もし本当にそうだったら、これ以上の復讐劇はない。
そしてもし本当にこれが真相だったら、私はこの17歳を憎めない。彼女の行為に恐怖しても、憎悪はできない。
北海道南幌町(なんぽろちょう)の住宅で、高校2年の女子生徒(17)が母親(47)と祖母(71)を殺害したとして逮捕された事件で、この女子生徒が調べに対して「しつけが厳しく、今の状況から逃れたかった」と話していることが、捜査関係者への取材で分かった。道警は、しつけをめぐるトラブルが事件につながった可能性があるとみて調べている。
道警によると、1日未明、母は1階、祖母は2階の寝室で寝間着姿で血を流して倒れているのを発見された。道警は2日、司法解剖の結果、2人とも死因は出血性ショックだったと発表。凶器は台所の包丁で、母は首や背中に傷があり、祖母は頭や胸などに多数の傷があったという。
近くの住民らによると、女子生徒は子どものころから、主に自宅敷地内の離れで暮らし、よく庭の草むしりや雪かきをしていた。祖母は「厳しくしないと教育にならない」と言っていたという。
道岩見沢児童相談所によると、女子生徒が幼稚園児だった2004年、母親から虐待を受けていると通報があり、必要な措置を講じたことがあったという。
(10月2日 朝日新聞)
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