【ベルリンの赤い盗聴網】独連邦情報局(BND)が同盟国トルコを盗聴【順逆自在の術】

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あは、バレちゃった。実はドイツ娘って、「攻め(盗聴)」も「受け(被盗聴)」もイケるのよ♪

by 「政治スタイルは誘い受けというより誘われ攻め」メルケル(嘘)

 諜報活動的に見ると、世界には今の敵と明日の敵がいるだけなんだから、信義則で「どこどこの国だけ監視対象から外す」なんて、甘ちゃんなプレースタイルが成立するわけない。ドイツでもアメリカでも、もちろん日本でも。

 お約束イベント&今後の交渉材料のネタ帳にリストアップしておく程度ならともかく、いちいち本気になって怒るのはやめとけ。無駄というより、初心な反応は見ていて恥ずかしいから。それより上手く使おうぜ。この状況を。さしあたり、ドイツをロシア陣営にすり寄らせて、欧州に更なる混乱を呼び込もう。上手くしたら増えるぜえ。日本の出番が。

ドイツ:同盟国トルコを盗聴疑惑 独誌報道

 【ベルリン篠田航一】米情報機関による自国への盗聴を非難してきたドイツで、今度はドイツの情報機関が同盟国のトルコなどを盗聴していた疑惑が次々に発覚し、波紋を呼んでいる。独誌シュピーゲルによると、ドイツは北大西洋条約機構(NATO)同盟国のトルコとアルバニアを監視対象にしていた。メルケル首相は「友人同士の盗聴は許されない」と米国を厳しく批判してきたが、野党からは「あれほど米国に抗議してきたドイツも同盟国を盗聴していたとは理解に苦しむ」(緑の党のペーター代表)と政府に説明を求める声が上がっている。

 同誌によると、独連邦情報局(BND)は2009年以降、トルコを「監視対象国」に指定し、スパイ行為を続けてきた。ドイツには約300万人のトルコ系住民が住み、トルコにはドイツ軍も駐留するなど両国の関係は深いが、盗聴理由や標的人物名などの詳細は不明。だが与党・キリスト教社会同盟のウール議員が、トルコで起きている人身売買や薬物取引、テロへの懸念を挙げ、「監視する理由は十分にある」と独メディアに述べるなど、盗聴を正当化する意見も出ている。

 メルケル首相は18日、訪問先のラトビアで「情報機関に関する事柄にはコメントしない」と述べたが、トルコ側は「盗聴は許されない行為で、ドイツ側に説明を求める」(ダウトオール外相)と反発を強めている。

 さらにシュピーゲル誌(電子版)は23日、アルバニアも「標的リスト」に入っていたと伝えた。09年のNATO加盟以前からアルバニアは「(盗聴対象の)核となる国」で、同国で横行する組織犯罪の拡大への懸念が監視の理由だったという。

 ドイツでは昨年、米国家安全保障局(NSA)がメルケル首相の携帯電話を長年にわたって盗聴していた疑惑が発覚。その後、オバマ米大統領が同盟国首脳への盗聴停止を表明するなど、米独間の外交問題に発展していた。一方、BNDも米国のクリントン前国務長官やケリー国務長官の電話を傍受したことがあると報じられた。

(8月24日 毎日新聞)

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