家庭に居場所を持たず、愛和嬢への「想い」を語ることもなく、留学直前の夏休みに突然彼女を殺してしまった事実を、悪びれもせずに淡々と受け入れている15歳の文武両道少女。そんな彼女の姿を見ていて、脳裏に浮かんできたのは、「Baroque」@Sound Horizonの「独白」。
これまで、佐世保の「命の教育」で何が教えられてきたのかは知らないけど、生きる苦しみを背負わされた人間には、命の尊さを説く教育という良薬よりも、当人の苦しみを和らげる言葉という毒薬の方が必要なんじゃないのかな。「少女」の「告白」を聞きながら、ふとそう思った。
長崎県佐世保市で27日に発覚した高校1年同級生殺害事件。佐世保市では2004年6月に市立大久保小学校で6年生の女児(当時11歳)が同級生の女児を殺害した事件の後、小中学校が地域と連携して、命の大切さを学ぶ教育活動に力を入れてきた。事件から10年後に起きた悲劇に関係者は衝撃を受けている。「再び同級生同士の事件が起きてショックだ」。佐世保市の永元太郎教育長は無念さをにじませた。04年の事件を受けて、6月を「いのちを見つめる強調月間」と定め、命をテーマにした講演会や自然の中での体験学習などを実施してきた。
大久保小校区で子どもたちの見守りなどをしている佐世保市上町の民生委員、一山信幸さん(75)は「子どもを守る活動を積み重ねてきたが、中学を卒業したばかりの2人に何があったのだろうか」と落ち込んだ様子で話した。【小畑英介】
(7月28日 毎日新聞)
ここで「【MAD】ガルパンでじょーじょーゆーじょー」を紹介。
何かが、どこかで、間違っただけなんだよ。佐世保の二人の少女は、
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