【ミュンヘン(ドイツ)安間徹】4年に1度開かれるサッカーの祭典、第18回ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は9日午後6時(日本時間10日午前1時)、当地のミュンヘンW杯競技場で開幕した。7月9日の決勝まで12都市を舞台に行われる全64試合。そのトップとして、1次リーグA組のドイツとコスタリカが対戦し、1カ月にわたる熱戦の火ぶたが切られた。
試合に先立つ開会セレモニーでは、6大陸の伝統、歴史をモチーフにした衣装や装身具をまとったダンサーや音楽家たちが登場し、大陸ごとの個性を強調するとともに世界の融和をアピール。その後、ブラジルを3度の世界一に導いて「サッカーの王様」と呼ばれるペレ氏が、ドイツの元世界的スーパーモデル、クラウディア・シファーさんらとピッチに現れ、ステージの上で優勝トロフィーを掲げると観客から盛んな拍手が送られた。
過去のW杯優勝選手約170人も特別参加し、当時の試合が大型映像で場内に紹介されるなか、歴代の優勝国・地域がイングランド、フランス、ウルグアイ、アルゼンチン、イタリア、旧西ドイツ、ブラジルの順で入場した。
開催国を代表してケーラー大統領が「素晴らしい試合、たくさんのゴールとフェアプレーが見られることを期待します。それらが世界を一つに結びつけることでしょう」と開会宣言した。
今大会には計32チームが出場し、4チームずつ8組に分かれた1次リーグの上位2チームが決勝トーナメントに進む。F組の日本はオーストラリア(12日)、クロアチア(18日)、ブラジル(22日)と対戦する。
(毎日新聞) – 6月10日
いよいよ開幕ですよエブリバディ☆。開会式と開幕戦:ドイツvsコスタリカ戦はホテルで鑑賞しました。まず開会式。オリンピックのデコレートされた開会式に慣れた目からすると少し「地味っ!」な気もしましたが、もともと本質的には添え物的な存在であるべきなんだし、こんなもんでいいのかなーと。
リビング・レジェンド。「引っ張り出された爺さん達も大変だなあ(^^;」と思いながら観てましたが、意外と当人達が楽しそうにやってるんでちょっと安心(ドゥンガは相変わらずムッツリ顔でしたが)。どうでもいけど、入場中のブッフバルトに突進していったカメラマンと、ブラジル・レジェンズにデジカメ撮影頼まれて断ったゲルマンボーイは空気嫁。注目のマラドーナは開会式欠席。でも会場にはちゃっかりいるのがご愛嬌。相変わらず「アウトローな俺サマ万歳」な御仁だなーというべきか。
次に6/9-10の試合について感想をツラツラと。
- ドイツ4-2コスタリカ(1次リーグA組)~実力通りの結果ではありますが、ドイツの守備の甘さは相当深刻。日本との親善試合での醜態は「油断」じゃないなこりゃ。とりあえず、ぶーたれバラックはどうでもいいとして、レーマンは次のポーランド戦大丈夫か?
- ポーランド0-2エクアドル(1次リーグA組)~実況未見。正直、「荒削りな山男集団」のエクアドルにポーランドがこうも一方的に負けるとは思ってませんでしたが…。ポーランドは前回大会でも初戦(韓国戦)を落としているけど、そういうジンクス持ちなチームだったっけ?
- イングランド1-0パラグアイ(1次リーグB組)~こう言っちゃなんですが、すんげーツマンナイ試合でした。現地がどれだけ暑いのかは分からないけど、イングランドってば後半早々には足止まってるし。彼らが負けなかったのは、パラグアイがそれ以上にブツギリな攻撃しか出来なかったから。両代表とも、このままじゃお先は暗いとしか言い様がないです。
- トリニダード・トバゴ0-0スウェーデン(1次リーグB組)~トリニダード・トバゴのGKヒスロップの確変ぶりに尽きる一戦。次のイングランド戦でも確変継続だと「ひょっとする」かも。そうそうありえないケースだけど、昨日のイングランドの出来を見ている限りだと、その可能性もゼロじゃないよなあ。
- アルゼンチン2-1コートジボワール(1次リーグC組)~あ、マラドーナだ(笑)。アルゼンチンが強いのは当然としても、コートジボワールの選手って凄い身体能力。リケルメの出来が悪かったらアルゼンチンも危なかったかも。C組はこの2代表とセルビア・モンテネグロとオランダ。うち2つが確実に消えるなんて、今更ながらもったいないなー。
熱戦凡戦エトセトラ。とりあえずアレだ。がんばれニッポン。
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