福田元官房長官 小泉首相の靖国参拝を強く批判

 自民党の福田康夫元官房長官は27日、名古屋市内の公明党参院議員の会合で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝で中国、韓国との関係が悪化していることについて「まことに不幸なことだ。『靖国神社に行って何が悪いんだ』と言うと、向こうも感情的になる。トップ同士も国民も、お互いに感情的になるのは最低だ」と述べた。参拝をめぐる首相の対応を厳しく批判したものとみられる。また、財政再建に関して、5%程度の消費税率引き上げが不可避との認識を示した。

自らの総裁選出馬には触れなかったが、増税問題に関連して聴衆に「皆様の協力が必要だ。その時が来たら、またお願いに頭を下げに来る」と語った。

福田氏は日中関係の改善に関し「誰かが冷静にしていかなければ、大事な関係を今後、維持することが非常に難しくなる」と指摘。さらに「日本国内は議論がエスカレートしすぎている。大声を上げれば、それが中国、韓国に伝わる。悪循環だ」と述べ、自民党内の対中強硬論を批判。「相手の立場を考えないで話すのはケンカだ。ケンカをする必要はない」と語り、外交をめぐり他国と対立関係を作るべきではない、と強調した。

消費税率の引き上げについては「いやだが、言わないといけない」としたうえで「今、仮に5%上げると12兆円ぐらいの収益がある」と説明した。【田所柳子】

(毎日新聞) – 5月28日

いやいやいや福田さん。貴方の発言は一見常識的にも見えますが、その実「日本政府は特アに対して自主的な言動を慎め」と言っている様なもの。総裁選で媚中派取りまとめるための方便としてはともかく、良識ある政治家の発言としてはいかがなものか。あと、その小泉批判の内容って貴方のパトロンにそのまま当てはまるんですけど。それも5割増しで。それについてはどうお考えなんでしょうかね?

一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ

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