2013年都議選 ~ 自民大勝の「責任」は、「祭りのグレードを下げた」民主以上に、「祭りの演出を台無しにした」維新にある。

「維新4以下/127」2013都議選予想・前日編な件について(2013/6/22)

 細かい分析は明日以降に行います。多分、大手マスコミの分析と大して変わらない内容になるでしょうが、この結果にはちょっと呆れてしまいましたな。とりあえず、各党派の獲得議席数は下表の通り。

 しかし、今回に限れば、その結果の責任を、全て東京都の有権者に被せるのは酷というものか。…やっぱ維新だよなぁ。最大戦犯は。投票率を大幅に下げた件も含めて。共産党以外の野党全部に、余計な迷惑かけやがって。

政党名 23区予想 他都市・選挙区予想 6/22予想合計 6/23結果合計
自民党 34 19 53 59
公明党 20 3 23 23
民主党 14 8 22 16(注)
みんなの党 9 0 9 7
日本維新の会 4 0 4 2
共産党 7 6 13 17
生活者ネ 1 2 3 3
合計 89 38 127 127

(注)渋谷の大津@無所属は事実上民主としてカウント

自公圧勝で過半数超え、民主・維新は苦戦 東京都議選

 参院選の前哨戦として各党が国政選挙並みの態勢で臨んだ東京都議選(定数127)が23日、投開票された。前回選(平成21年)で大敗した自民党が民主党から都議会第一党を奪還し、公明党と合わせて過半数(64議席)を確保した。選挙戦では安倍政権の経済政策「アベノミクス」が争点化したため、選挙結果が一定の評価を与えたことになり、参院選に向けた各党の戦略に影響する。

 都議選には計42選挙区に前回(221人)を上回る253人が立候補、10党派が乱立した。しかし、参院選が控える中で、アベノミクスなど国政の課題は持ち込まれたものの、都民にとって身近な都政上の争点には乏しく、有権者の関心は高まらなかった。

 各党は党首クラスを街頭に投入。参院選の立候補予定者も都議選に便乗し、自身のアピールにつなげようと躍起になった。

 前回選で40年にわたって維持してきた第一党の座から転落した自民は、安倍政権への高支持率を背景に安定した選挙戦を展開。現職23人を全員公認した公明も堅調な戦いぶりを見せた。

 民主党は前回複数当選を果たした選挙区で候補者を一本化するなど、公認を絞り込んだが、逆風の中で守勢の戦いを強いられた。

 第三極の日本維新の会とみんなの党は選挙協力していたが、維新の橋下徹共同代表(大阪市長)の慰安婦をめぐる言動で、みんなが協力を解消。維新は橋下氏が選挙に与えた影響を謝罪するなど、混乱を広げた。

(6月23日 産経新聞)

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