踏絵議連

　自民党中堅・若手の有志国会議員による麻生政権を支持する議員連盟「力強く日本を再生する会」が、来年1月早々設立の運びに。昨今の内閣支持率低下に伴い、中川秀直元幹事長や渡辺喜美元行政改革担当相など反麻生派による造反の動きが活発になる中、党内の引き締めを行うための議連発足と見るのが妥当か。

　ぶっちゃけ、どうなんでしょうねえ。この手の「踏み絵」。設立目的があからさま過ぎるのは、この際問題にはならないんですが、

　イチイチ踏み絵しないと党内を纏められない、世論にアピールできないなんて、与党も落ちたもんだねー★　

　ってことに、ならんですかね？。根無議連の連中なんて、相手にするだけ向こうの思うツボ。連中には郵政民営化反対派のようなスケープゴート的価値も無いんだから、衆院解散要求決議案に賛成した渡辺・元行革相へと同じく最低限の反応をして、あとは兵糧攻めにすれば終わりだろうに。各派の主張の是非はともかく、永田町での政局戦術、対世論戦術としては些かピント外れというか弱い気がしますが。

　対世論という点では、その前提条件からして疑問です。例えば、最近の国籍法改正騒動や日本マクドナルドのサクラ騒動ですが、それらに対する世論の推移を見ていると、利害関係者やメディアによる情報操作に対する国民の審美眼というか免疫力は、ぼちぼち高まっているように感じられます。下手な小細工は逆効果でしょう。

　国籍法改正騒動では利害関係者の一部による「国会への圧力を目的とした改正反対派の形成、煽動プロセス」「一面的な教条主義（らしきもの）を振りかざす改正賛成派の形成、反対世論の封殺プロセス」、マックのサクラ騒動では「マックの現状から見たクォーターパウンダー人気の異常さと、今回の『記録更新』の形成プロセス」。その実情と利害関係者の「動機と本音」は、少なくともネット上では暴露＆共有されていますし。

　今の社会・経済環境は、妄想や期待重視で騙されてあげられるほど、有権者にとって甘くはない。小泉時代はいざ知らず、もう少し国民の「民度」を信じてもらっていいと思いますよ＞政府与党関係者。みんな、わかってるって。ですから、トラブルにイチイチ騒がず、もう少し腰を据えて政局に当たって頂きたいです。あと、中川秀直一派と違って渡辺・元行革相にはまだ使い道があるので、一旦外に出してもすぐ引き戻せるような距離でヨロ。引き戻す時に、彼が民主党の中でもまともな連中を引きずり出してくれていれば尚良しですが。さてさて。

今日の一銘柄

　12/4-10に挙げた6銘柄（目標設定：12月第4週末）は対日経平均騰落比で4勝2敗。目標株価への到達の是非でも4勝2敗。12/4-26の期間中に日経平均が約1割戻す中、それを大きく上回るパフォーマンスを出せたのは満足。特にステラケミファと中国塗料の2銘柄は、我ながらナイスセレクトだったと思います♪。

　ここで脈絡アリアリで「アイドルマスター Perfume ポリリズム PV風」を紹介。

大晦日の紅白歌合戦。後半一番手＞Perfume。頑張ってくださいね。ちなみに、前半一番手の浜崎あゆみ女史は怪我のために代役云々という噂。まあ、額面通りに受け取るのはアレな話なんで、当日どういう「演出」で来るのか、そちらの方に興味津々かも。とりあえず、彼女も頑張れ。

…あれ？なんだか前半・後半の最初だけでも、見たくなってきたぞ＞紅白歌合戦。これって、神楽＝相も変わらずメディアに乗せられてる○○ってことか(^^;（ダメじゃん）。