はたまた、「『お父様』の本当の愛を受けるべきなのは、この私よ!」「でも、やっぱり私…ゆりちゃんのこと、嫌いになれない…っ」というバロキュアさんの心の叫びが聞こえてきそうな、それなんて大映ドラマ?な展開を見せた「ハートキャッチプリキュア!」。脚本:「特捜最前線のホンを書いている頃を思い出しましたか?」栗山緑御大、演出・絵コンテ:「満を持してハトプリ初登場」座古明史御大、作画監督:「今回も3人組で頑張るのかー」河野宏之御大という、こちらも色々とドロドロな第13話、「真実が明かされます!キュアムーンライトの正体!!」。
で、結論、「バトルはゆりキュアさん一人でいいんじゃないかな?もう」。まずは感想。今回はサクサクと要点だけ。
<アバン>
- またまた、第1話のキュアムーンライトvsダークプリキュアのバトルシーンでスタート。で、いつも通りにムーンライトさん敗退。
- 今回その夢を見たのは、月影ゆり嬢@CV久川綾女史。年頃の娘さんの寝室とは思えない辛気臭い雰囲気にバンザイ。
<OP>
- 今回は特にアバンとのギャップが大きく感じるです。
<Aパート>
- 月影家、母娘二人の朝食with失踪中の御父さんへの陰膳。とにかく辛気臭い。
- 春菜ママンのCVが佐久間レイ女史というのにもビックリだけど、二人の話の中身から察すると、失踪パパン=サバーク博士で決まりですかね?。ってーことは、バロキュアさん@CV高山みなみ女史とゆり嬢は「腹違い(?)」の姉妹でFA!?。
- その姉妹候補なバロキュアさん、サバーク博士に色々因果を含められて、造反フラグが立ちまくり。とりあえず、崖下への落下は生存フラグなので、死体の確認は必須です。悪の組織的には。
- 左手に来海えりか嬢@CV水沢史絵女史、右手に来海ももか嬢@CV伊藤静御前と、まさに両手に花というか、両腕に百合な花咲つぼみ嬢@CV水樹奈々女史。しかし、そんなパラダイスをリュウゼツランの花の誘惑の前に躊躇なくうっちゃるとは、ええい!この天然ビッチな花ヲタめ!。
- 制服姿でコッペ様に身を委ねる(!)ゆり嬢の痴態を前にしても、微塵も動じない薫子さん@CV坂本千夏女史。その泰然自若ぶりや良し。ゆり嬢のことはその経歴・事情も全て把握済みですか。マジで作品世界の全てを把握済みで、現役プリキュア(ついでに砂漠の使徒)を操っている真の黒幕は、このおばあさまじゃないかと思えてきたですよ。
- 第二次プリキュア陽動作戦を指揮するバロキュアさんと、カップルにちょっかいを掛けまくる「もしかして前職は、その名もステキしっと団が多いのか?」スナッキーさん達。みなさん、相変わらず悪事レベルが…いや。もういいんだ。
- と、ここでAパート終了。あれ3幹部の皆さんは今回パーペキに出番なし?
<アイキャッチ&CM>
- だから、瞬足はとっとと単独作品に以下略。
<Bパート>
- プリキュアに必要な適性の一つは花ヲタ。ちぃ覚えた。
- だけど、生身の体でバロキュアさんと組手できるくらいじゃないと一人前のプリキュアとは言えないとは…そっちの適性、ハードル高過ぎだろ(違)。
- ところで、今回正式に「正体はキュアムーンライト」が判明したゆり嬢ですが、「変身できないけど戦闘能力はそれなりに高い先輩」と聞いて、ウルトラマンレオ登場時のウルトラセブンを想像する人は何人ぐらいでしょう?。つか、何歳以上でしょう?(^^;。
- 陽動作戦は主人公sをおびき寄せるためのためじゃないと、わざわざ宣言したり、「どうして私に拘るの!?」とゆり嬢に問われて、「お前は私だからだ」と答えるバロキュアさん。どう聞いても、心情屈折バリバリでゆり嬢にツンデレてます。本当にありがとうございました。
- 絶望仮面様再び登場。こちらもバロキュアさんと互角以上の戦闘能力。後で登場→即退場の主人公sがだらし無かった分、シニア2名の強さが際立つエピソードでしたね>今回。
- 割れたゆりキュアさんの種をレーダーに、正義の本拠地・植物園に接近するバロキュアさん。これに対して、「この場所がばれるとマズイ!」と主人公sに迎撃戦闘を指示する薫子さん。あれ?第2話でサソリーナさんと人形デザトリアンにイの一番で攻撃喰らってなかったっけ?>ここ。
- 先輩守って、健気にバロキュアさんに対峙するキュアブロッサム&キュアマリン。いつになく、高レベルな肉弾戦の末に行われた、闇と花、双方のフォルテッシモの衝突は、相変わらず大人げないバロキュアさんの邪眼全開で主人公sの敗北。第10話に続いて下着姿に剥かれる結果に。東アニの根性や良し。BPOに負けるな!エロい人!。
- で、まあここでトドメ!…となる直前に邪魔が入るのはお約束ですが、「キュアムーンライトには手を出すな」はともかく「今のプリキュアを倒せ!」という旧来の指示と、「主人公sにトドメを指すな」という今回の指示(直接は言ってないけど)は、矛盾してやしませんかい?>サバーク博士。今日、その正体(多分)が明らかになったせいもあるけど、この人も、色々と矛盾や屈託を抱えてそうだなあ。
- 戦が終わって、登場人物解散。今回はUNKOシーンも無ければ、花言葉や堪忍袋ブチ切れも無し。第10話に続き、たまにはいいよね。こう言う正統派な引き。
<ED>
- 河野3人衆にもかかわらず、今回の作画は結構頑張っていたと思うのですよ。ときに、私服姿のえりか嬢の腰つきを作画したのは誰でしょう?。あれには一種の業の深いエロチシズムを感じたのですが。
<次回予告>
- 次回予告のナレーションだけで、次回は泣ける話なことを確信しましたよ、と。
- 「おジャ魔女どれみ」組の本領発揮が期待される次回ハートキャッチプリキュア!第14話、サブタイトル「涙の母の日!家族の笑顔守ります!!」。
- そろそろ、「サソリーナさんのちょっといいとこ見てみたい」。てか見せてくれるような気がする。予感です。予感です。ルルルルル。
今回の第13話。布石の一部回収が順調に終了。1クールの〆としては及第点。春菜ママンの立ち位置がいまいちハッキリしないけど、それも次への布石と信じたい。そんなラスト2分間でした。
ここで「17jewels ~Pretty Cure Opening Medley 2010~ AMV」を紹介。
アーカイブと言うか歴史の賜物だよなあ。
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