伸び代よりも完成度を重視したミキティの大勝利

 あるいは「安定度」重視と言うべきか。無理な大技には挑戦しないかわり、演技全体が柔らかくてほとんど危なげなかった今日のフリー。大会直前はあんだけテンパってたのに、良く立て直したな(もしかしてその時点から「演技」をやっていたとか?)。いずれにせよ、「今シーズン、フリーで無敗」伝説は伊達じゃないと言うべきか。とりあえず彼女の腹の据わり具合を、浅田選手は見習うべきだと思うんだ。あるいは、近くで支えになってくれる男性と恋をするとか(おぃ)。

 ちなみに、金選手のフリーの得点ですが…「ミス出しまくったのに減点無し」ってのは、正直いかがなものか。実力は折り紙つきの選手なんだから、そこらへんもっと公正にジャッジすべきだと思いますがね。彼女自身もさることながら競技全体の信用のために。

安藤美姫が4年ぶりの女王返り咲き 浅田は6位、村上8位=世界フィギュア・女子FS

 フィギュアスケートの世界選手権は30日、モスクワで女子シングルのフリースケーティングが行われ、ショートプログラム(SP)2位と好発進した安藤美姫(トヨタ自動車)が130.21点をマークし、総合195.79点で逆転優勝を飾った。安藤は東京で行われた2007年の世界選手権以来、4年ぶり2度目の優勝となった。SP7位と出遅れた浅田真央(中京大)は114.13点、総合172.79点で6位、SP10位の村上佳菜子(中京大中京高)は112.24点、総合167.10点、8位だった。

 SP首位のキム・ヨナ(韓国)が総合194.50点で2位、3位は総合184.68点のカロリーナ・コストナー (イタリア)だった。

(4月30日 スポーツナビ)

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