ミラン、浦和を1-0で下す 決勝でボカと対戦=クラブW杯準決勝

 結果は惜敗、内容は完敗。個々の技量で負けて、組織力でも負けていれば、試合に勝てる方がオカシイ(^^;。むしろ王者相手によくぞ最後まで切れずに守り通したと思いましたよ>レッズ。

 ともあれ、肌感覚で知った世界との差は貴重な財産。これを糧に次回また頑張って下さいな。

 サッカーのクラブ世界一を争う「TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2007」(以下、クラブW杯)は13日、横浜国際総合競技場で準決勝第2戦を行い、ACミラン(欧州代表)が浦和レッズ(アジア代表)に1-0で勝利した。ミランは16日の決勝で、南米代表のボカ・ジュニアーズと世界一の座を争う。浦和は決勝と同日の3位決定戦で、アフリカ代表のエトワール・サヘルと対戦する。

 浦和は準々決勝のセパハン戦と同じ布陣で、ワシントンと永井が2トップ。トップ下に長谷部が入り、鈴木と阿部がダブルボランチを組んだ。対するミランは、1トップにジラルディーノを置き、カカとセードルフがセカンドトップに入る4-3-2-1の布陣をしいた。

 前半の序盤は両者互いに譲らず、互角の展開。しかし、徐々にポゼッションで上回るミランがペースを握り、浦和は防戦一方になる。ミランはセットプレーなどから何度かチャンスを作るが、浦和の守備陣が何とか守り切り、0-0で試合を折り返した。

 後半に入ると、ミランがさらに攻勢を強め浦和ゴールに襲い掛かるが、ゴールには至らない。ミランはジラルディーノに代えてインザーギを投入。すると23分、カカのクロスにセードルフがダイレクトで合わせ、ミランがついに先制点を挙げる。浦和は負傷の闘莉王に代えて山田、さらに平川をピッチに送り出し反撃を仕掛けるが、ミランはマルディーニを投入して1点を守り切った。

<浦和レッズ 出場メンバー>

GK:23 都築龍太

DF:2 坪井慶介、4 田中マルクス闘莉王→6 山田暢久(後半31分)、5 ネネ

MF:3 細貝萌、13 鈴木啓太(C)、16 相馬崇人→14 平川忠亮(後半36分)、17 長谷部誠、22 阿部勇樹

FW:9 永井雄一郎、21 ワシントン

サブ:1 山岸範宏、12 堤俊輔、19 内舘秀樹、8 小野伸二、27 西澤代志也、30 岡野雅行、18 小池純輝

<ACミラン 出場メンバー>

GK:1 ジーダ

DF:4 カラーゼ、13 ネスタ、18 ヤンクロフスキー→3 マルディーニ(後半35分)、44 オッド

MF:8 ガットゥーゾ、10 セードルフ→32 ブロッキ(後半47分)、21 ピルロ、23 アンブロジーニ(C)、22 カカ

FW:11 ジラルディーノ→9 インザーギ(後半18分)

サブ:16 カラッチ、29 フィオーリ、2 カフー、17 シミッチ、19 ファバッリ、25 ボネーラ、27 セルジーニョ、5 エメルソン、20 グルクフ

(12月13日 スポーツナビ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です