「統一球全部替えれば新統一球」と開き直れないNPBの闇な件について

 昨年、統一球の仕様を変えたことは悪いことか?。否。レギュレーションの変更なんて、どのスポーツにだってあること。

 NPBがその事実を黙っていたことは悪いことか?。個人的に言うとそれはわからん。これまで、全てのレギュレーションの変更を公知にしていたか、私は知らないから。

 この期に及んで、NPBが統一球の仕様変更の理由を説明しないのは悪いことか?。悪い。理由を説明できない背景を踏み台にして、ファンや選出たちの間に、NPB上層部ひいてはプロ野球という業界への不信感と負的想像が積り重なるからだ。

 統一球の秘密裏の仕様変更が、「ホームラン&打撃戦を希望する」興行側の事情を考慮した結果だろうと、加藤良三コミッショナーの責任回避の小細工だろうと、どっかのナベツネの横車のなれの果てだろうと、今となってはどうでもいい。NPBは「仕様変更の理由」を話せ。野球ファンや選手は、それを求めているし、それ以上のことを期待もしていない。

統一球変更 開幕3カ月…「死活問題だ」と選手反発、ファン裏切る

 プロ野球で今季から使われている球は、昨季より“飛ぶボール”だと11日、日本野球機構(NPB)が認めた。飛距離を抑えるために2011年に導入された統一球の仕様を修正するよう、製造するミズノ社に指示していたが、表向きは「変更していない」と主張していた。開幕から、3カ月近く経過してからの発覚に、選手の間からは「死活問題」などと反発の声が上がっている。

 昨季よりも“飛ぶボール”になっていたことをNPBがついに認めた。開幕から3カ月近くになってのこの時期での公表は、選手たちに戸惑いを与えるのみならず、ファンをも裏切る行為といわれても仕方がない。

 “飛ばない”統一球の変更そのものについては、選手会側も昨年、見直しを要望しており、反対はしていない。問題は、12球団などに通告がないまま、無断で変えていたという点だ。選手の中には、打者なら打率や本塁打数、投手なら防御率など出来高払い契約を結んでいるケースも多い。選手会側は「球が飛ぶ、飛ばないは選手にとって死活問題。労働条件にかかわるので、変更するなら報告義務がある」と指摘する。

 統一球は「国際試合での戸惑いをなくす」目的で、加藤良三コミッショナーの肝煎りで導入された。成果が問われた今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では「効果があまりなかった」と話す選手もいた。球界関係者からは「本塁打の激減が観客動員の減少につながった」との声も上がり、見直しの必要性は高まっていた。

 しかし、具体的な検証結果がないままの無断変更は本来の目的から外れている。

 選手会からの追及がなければ、今後も“シラ”を切り通すつもりだったのだろうか。

 NPBは、選手だけではなく、ファンに対しても、十分な説明責任を果たす必要がある。(神田さやか)

(6月12日 産経新聞)

 いずれにしても、加藤良三コミッショナーの首は飛ぶ。嫌なのは、その皺首一つに全ての責任をおっかぶせて、本来説明責任のある連中が逃げきるという「巷でよくある風景」が、ここでも再現される可能性があることだ。

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ワシもサシャ好きやで!>UP主。

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