日台漁業協定締結は「損の無い取引」な件について

 もともと台湾と揉めていたのは、尖閣諸島周辺の漁業権についてであって、領土問題じゃない。

 今回、事実上「尖閣は日本領土」と台湾に認めさせた上で協定を締結したことは、お互いが実利を追求した当然の結果とはいえ、大きな「おまけ」だ。日台の懸案事項が1つ減っただけじゃなく、中台分断効果も期待できるしね。日本にとっては、いいこと尽くめな結果と言えるんじゃないかな。

尖閣周辺に共同水域…日台、漁業協定で合意

 日本政府は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での操業ルールを巡る台湾との漁業協定を締結することで合意した。

 台湾漁船の日本領海への立ち入りは認めずに、尖閣周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)の一部に共同水域を設け、台湾漁船の操業を認めることが柱だ。日台双方は10日午後、台北で日台漁業協議の本協議を4年ぶりに再開し、同日中にも協定に署名する見通しだ。

 昨年9月の尖閣国有化を受け、中国に加えて台湾も尖閣の領有権を主張する中、日本としては今回の合意をテコに、尖閣問題で台湾との連携の動きを見せる中国をけん制し、中台分断を図りたい考えだ。

 日台関係筋によると、日台双方の漁船が操業できる共同水域は、北緯27度以南、沖縄県の石垣島、宮古島などより北側で、台湾が日台間の中間線と主張している「暫定執法線」にもある程度配慮した。この水域内では、日台双方の漁業関連法令の適用除外とする。協定の発効は約1か月後となる。 

(4月10日 読売新聞)

 欲を言えば、日本側から譲歩の姿勢を見せてからの交渉再開だったのがアレだが、贅沢を言えばきりが無いか。ところで北朝鮮の汚い花火大会はマダー?(チンチン!)。

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