小沢氏のせいで郵貯が丸ごと米国に持っていかれる件について

 政治についてこのブログではもう取り上げないと決めていましたが、今日この記事にはサスガにカチンと来たので、一言だけ言わせて下さい。

ゆうちょ預入限度額、3年後撤廃で最終調整

 政府は12日、今国会に提出する「郵政改革法案」で、ゆうちょ銀行の預入限度額(1人あたり1000万円)を3年後に撤廃する方向で最終調整に入った。

 撤廃までの間、暫定措置として3000万円を上限にする。政府の信用力を後ろ盾としたゆうちょ銀が業容を拡大すれば、民業を圧迫する公算が大きく、民間金融機関などから強い反発を招くのは必至の情勢だ。

 亀井郵政改革相と原口総務相が12日に協議し、大筋で合意した。3月中に法案を固める。

 ゆうちょ銀と同様に、かんぽ生命保険の加入限度額(1人あたり1300万円)も3年後に撤廃し、その間の限度額を5000万円に引き上げる。

 また、グループの経営形態は、現在の持ち株会社に郵便2社を合併させて親会社とし、傘下にゆうちょ銀、かんぽ生命の金融2社を置く3社体制とする。国による親会社への出資比率を2分の1超とし、取締役の選任権を含む強力な株主権利を保持する。親会社から金融2社への出資比率は3分の1超とする。

 政府は、日本郵政グループが手がける郵便、貯金、簡易保険の各事業に全国一律サービスを義務付ける。一律サービスを維持するためのコスト負担軽減策としてグループ間の取引の一部で消費税を免除することを検討する。金融2社については、利潤追求を目的とする民間金融機関と区別するため、銀行法と保険業法の規制対象から外す方向で調整している。

(2月13日 読売新聞)

 生半可に反米媚中スタンスで動きまわって米国の逆鱗に触れ、同国のバックアップを受けた検察の追及を受けて政治生命崖っぷち、あわてて自分の立場の安泰(≒不起訴)と引き換えに、「再度国有化する郵貯預金の丸ごと売り渡し(to米国債。一部は日本国債にもだけど)」なんて悪魔との契約書にサインしたのは、ほかならぬ小沢一郎・民主党幹事長。今日の発表に繋がるこの10日間の様々な「決定」、その全ての元凶は彼にある。

 小泉時代のスキームで民営化やっていれば、まだ郵貯に「逃げ道」はあったんですよ。それが何?、民営化凍結に加えて今度は「貢物の原資調達のために」預入限度額を撤廃?。さすがに「ふざけんなよ!」ですな。動き方を知らないあんたら民主党のせいで、日本国民の金融資産の本丸は自民党時代とは比較にならない確度と規模で「落城決定」、その上さらに金をふんだくる算段に協力って、どんだけ(以下略)。ベクトルが逆になっても売国根性は健在ですか、そうですか。

 とりあえずアレですな。安直な反米パフォーマンスを繰り広げた小沢氏を盲信し、「民族主義者」「真の愛国者」と持て囃してきたお●●さん達に是非聞きたいです。己が保身のために日本国民の財産を米国に売り渡し、さらに熨斗紙まで添えようとしている小沢氏&民主党の姿を、今どういう風に見ているのかを。

 ここで「only my skill 【とある佐天の幻想御手】」を紹介。


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能力名「下着御手(スカートアッパー)」でいいやん(^^;>さてんさん。

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