大王製紙とオリンパス、どちらの疑惑の方が先にオチを着けるかねえ

 普通に考えれば、反社&芸能界人脈に食い物されたバカボンを切って、「ハイ終わり」で〆そうな大王製紙が本命だけど、外圧&世論に負けてコロリと逝きそうなオリンパスも捨てがたい。

 両社ともコーポレート・ガバナンスが働いて無かった点では同レベルだけど、どちらがよりお間抜けかと言えば、M&Aに関する不適切な資金流出工作を表沙汰にしないために、半年前その職につけたばかりの外国人社長をクビにしたところ、逆に反撃喰らって窮地に追いやられたオリンパス・現経営陣。O社の株価はこの1週間で半値。市場は実に賢明だな。

P.S.

 こういうエントリーついでなんで、追加で一言公言。そろそろアレが近づいている此下益司氏@APFの事を色々聞いてくる人がいますけど、私はここで過去書いたこと(伏字含む)以外は知らないし、知っていてもしゃべりませんから、どうかご了承を。とか書いておいても、過去の某芸能エントリーや左巻き批判エントリーの時みたいに、脊髄反射で絡んでくる寸足らずさんは絶対出てくるんでしょうけどね。正直迷惑ですわ。

<大王製紙>元会長、22億円迂回融資 特別背任強まる

 大王製紙の井川意高(もとたか)元会長(47)が、子会社などから巨額の個人的借金を重ねていた問題で、ゴルフ場の運営などを手掛けるグループ会社に別の子会社が約22億円を融資していたことが20日、分かった。公表された元会長の子会社からの借金84億円に加え、この22億円は元会長の個人口座に還流されていた。弁護士らで構成する特別調査委員会は迂回(うかい)融資にあたり、特別背任の可能性が強まったとみている。

 融資を受けたグループ会社は、エリエールゴルフクラブ(香川県三豊市)を運営するエリエール商工。大王製紙の有価証券報告書(10年4月~11年3月)に、別の子会社から商工への22億円融資が記載されている。05~09年度の有価証券報告書には融資が記載されておらず、元大王製紙役員は「ゴルフ場へは芝の大規模補修など年間数億円の投資をしたことはあるが、22億円はあまりにも巨額で異常」と指摘する。

 22億円融資は大王製紙も把握していたが、取締役会などでは問題化しなかったという。当時の役員は「有価証券報告書は分厚くて、全てに目を通していられなかった」と釈明。大王製紙や商工は取材に対し「詳細は答えられない」と回答を拒否している。

 企業統治(ガバナンス)に詳しい山口利昭弁護士(大阪弁護士会)は「取締役会などで関連会社間の融資の内容を確かめることは、企業の透明性を高めるためにも最重要課題だ」と本社の対応を批判している。【新宮達、鈴木一也】

(10月21日 毎日新聞)

「不明朗支出は組織的犯罪」 オリンパス前社長、徹底解明求める

 オリンパスのマイケル・ウッドフォード前社長(51)は20日、単独会見に応じ、同社の企業買収をめぐる不明朗な支出について「組織的な犯罪だ」と告発した。「王様のように振る舞う同社の菊川剛会長は会社や国を売っているのと同じで、こんな不正を見逃していると日本に海外の資本は来なくなる」と疑惑の徹底解明を求めた。

 英国人のウッドフォード氏は4月にオリンパスの欧州法人社長から本社社長に抜擢(ばってき)されたが、今月14日の取締役会で解任された。

 ウッドフォード氏は「30年間オリンパスに勤め、保守的で良い会社だと信じてきた」が、今年7月に月刊誌が同社の企業買収をめぐる疑惑を報じたため、菊川会長らに照会すると「何も心配要らない。タブロイド紙特有のセンセーショナリズムだ」と説明されたという。

 また、菊川会長がこの件についてウッドフォード氏の耳に入れないよう他の役員に伝えていることが分かったため、買収をめぐる不明朗支出について菊川会長らに書簡で問い合わせたが、納得のいく説明は得られず、大手会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)に調査を依頼。英医療機器メーカー「ジャイラス・グループ」を20億ドルで買収した際、6億8700万ドルが、租税回避地のケイマン諸島にある投資コンサルタント2社に支払われていたことが判明したと、一連の経緯を説明した。

 その上で、ウッドフォード氏は「相談料は買収額の1%から35%に引き上げられていた。オリンパスの2年分の利益に相当する金額が誰の手に渡ったかはっきりしない。こんなことが世界を代表する企業で許されるのか」と述べ、支払いに問題なしとする菊川会長らは「意図的にウソをついている」と指弾した。(ロンドン 木村正人)

(10月22日 フジサンケイ・ビジネスアイ)

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