2009年4月5日午前11時32分、北朝鮮は同国北東部・舞水端里の発射基地から長距離弾道ミサイルとみられる3段ロケットの「飛翔体」を発射。同11時37分、第1段ロケットが、秋田県の西約280キロの日本海にほぼ予定通り落下。しかし、第2段ロケットの切り離しに失敗。第3段ロケットもろとも、日本の東約1,270キロの太平洋上に落下したと推測されるとのこと。
北朝鮮はいつものように「衛星・光明星2号打ち上げ成功」「同衛星からは金日成将軍の歌&金正日将軍の歌と測定データを送ってきている」と公式発表していますが、それはいつものようにスルーするのが得策でしょう。精神衛生上も。
それはさておき、今回の「飛翔体」がテポドン2号の改良型弾道ミサイルか、それとも本当に人工衛星打ち上げロケットだったのかは、今のところ一応闇の中です。が、海中への落下が「技術的失敗の帰結」であったとしたら、その落下ポイントは日本国内だった可能性もある訳です。今回、ミサイル防衛システムによる迎撃は行われませんでしたが、運命の神様の匙加減一つで「迎撃しなければならない局面」があったかもしれない。実際に迎撃ミサイルの発射ボタンを押さずに済んだのは、僥倖と言っていいのではないでしょうか。
我々日本人は、その僥倖がいつも起きる訳ではないことを、もっと強く意識すべきです。自分の身は自分で守る。このごく当たり前のことに、もっと意を置くべきです。今回の北朝鮮の打ち上げは、それが上記のような完璧な失敗であれ、一部の目的・技術的に成功したものであれ、日本国民にそういった「今そこにある危機」への意識を一層高めることになりました。
そして、その意識の高まりは、戦後60年眠っていた日本のナショナリズム、アイデンティティ復活の萌芽となりうるものです。その意味で、日本及び国際世論を封じ込めるに足る「完全な成功」を収められなかった北朝鮮のミサイル発射実験は、大失敗だったと言っていいでしょう。
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「ただ、北朝鮮の保有戦力で意識すべきは、テポドンよりもノドン。想定すべき攻撃は、北朝鮮正規軍による渡海侵攻よりも日本国内潜伏中の○○○による破壊工作」
特に後者のような「爆弾」を内包したままでの軌道修正は、「爆弾」の作動を促すため非常に危ういです。今回の騒動を契機に、公安当局による国内テロ組織&関係者への監視は相当強められていると聞いていますが…まさに、本当の戦いはこれからだ!ですね。
今日の一銘柄
- 日本電産トーソク(7728):日本電産系。車部品は日産中心。計測機器、半導体組み立て装置も。車部品の海外生産比率9割。自動車関連銘柄、そろそろ回復の時!。4/3日終値は前日比2円高の712円。4月第4週中の目標株価800円。向こう半年間の目標株1,000円。
ここで脈絡アリアリで「[MAD] Suzumiya Haruhi-chan no Yuuutsu – Paradise Lost」を再紹介。
「涼宮ハルヒの憂鬱」再放送より「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」の新作に惹かれるのは間違ってないよね?。
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