勝ちに不思議の勝ちあり、負けにも不思議の負けあり

 そして、勝ちに次に繋がらない勝ちあり、負けにも次に繋がらない負けあり。

 今回のW杯見ているとつくづくそう思いますな。ちなみに、日本代表の試合に限れば「カメルーンの負けに不思議は無し」でしたが。あれは日本がどうというより、カメルーンが酷過ぎた。言っちゃ悪いですが、今のところグループリーグでワースト3に入る試合です>日本vsカメルーン戦。

 

 というわけで明日のオランダ戦。カメルーン戦の「半分偶然の勝利」を元に、「今度もガッチリ勝利を!」なんてどこぞの能天気なメディアやサポーターのごとく期待することはできるはずもなく、願うのはただ一つ。「勝つのならカメルーン戦のようにカッコ悪く泥臭く勝て。負けるのなら明日の代表の踏み台となれるよう見事に散れ」。どのみち、結論は(多分)デンマーク戦まで持ち越しなんだからさ。小細工は無用。

<南アW杯>日本代表、19日オランダ戦 予選突破へ正念場

 【ダーバン江連能弘】W杯日本代表は、19日午後1時半(日本時間午後8時半)から、当地で1次リーグE組第2戦のオランダ戦を行う。この試合で日本が勝ち、同日夜(日本時間20日未明)の試合でカメルーンがデンマークに勝つか引き分ければ日本の同組2位以内が確定し、02年日韓大会以来、2大会ぶりの決勝トーナメント進出が決まる。

 試合前日の18日にチャーター機でダーバン入りした日本は、試合会場の芝生の状態が悪いとの理由から、同日午後からの公式練習は市内の別会場で約1時間、冒頭のみを公開して実施した。

 試合会場のダーバン競技場に移動して公式会見に臨んだ岡田監督は「簡単な試合にならないと理解しているが、我々に勝つチャンスがあると信じている。その可能性にかけて、チーム全体の力でチャレンジしたい」と話した。

 オランダの攻撃力は出場チーム中、トップクラス。第1戦のカメルーン戦以上に、守備の踏ん張りが求められる。これまで、中盤の底に守備専門のMF、「アンカー」を置く形で守備が安定しており、その布陣を継続するものとみられる。

 4日の強化試合、コートジボワール戦で右ひざを痛めたDF今野(FC東京)を含め、岡田監督は「(使える)めどが立っていない選手はいない」と話す。カメルーン戦でMF阿部(浦和)は警告を受けており、さらに警告を受ければ第3戦は出場停止となる。こうした要素も考慮されるため、初戦から先発や布陣が変わる可能性もある。

(6月18日 毎日新聞)

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