ジュビロ磐田、J2降格 ~ 前田の「デスゴール」伝説は継続中

 つまりは、やはり、こういうことだった。

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 更に、上から現場までチームの信頼関係が崩壊した末の降格という、「倍返し」。

 ホント、誰だったんだろね。4月6日の試合に出ていた浦和レッズの「大魔道士様」ってば。

J2陥落の磐田、前田の“デスゴール伝説”はついに自クラブに…

 「J1、鳥栖1‐0磐田」(10日、ベアスタ)

 1994年のJリーグ参入以降、初のJ2降格が決定した磐田。シーズン序盤には、日本代表FW前田遼一のシーズン初ゴールを巡る“デスゴール伝説”が注目されていた。

 前田がリーグ戦でシーズン最初のゴールを挙げた相手クラブは2007年から昨シーズンまで6年連続して、そのシーズン終了後にJ2へ降格していた。

 そのジンクス・データがネットなどで取りざたされ、今季序盤のリーグ戦は磐田の対戦相手クラブが、前田の初ゴール阻止に燃えたり、話題となることを歓迎したりと、ある意味で盛り上がりを見せた。3月2日の開幕戦で磐田と対戦した名古屋のストイコビッチ監督は試合後の会見で、1‐1の引き分けに終わりながら、前田にゴールを許さなかったことで、「これでJ1に残れる」とジョーク交じりに語ったほどだ。

 4月6日、磐田の今季リーグ戦初ゴールは浦和戦で生まれた。試合の行われた埼玉スタジアムでは、前半26分に日本代表MF駒野友一のアシストで前田が先制ゴールを決めた瞬間、真っ赤に染まったスタンドが一瞬静まり返った。しかし、その試合を逆転で勝利した浦和は、シーズン終盤を迎えた現在、優勝争いを繰り広げ、前田の“デスゴール伝説”は一区切りを打つことになった。

 相手チームは降格しなかったが、今度は前田自身の所属する磐田が初のJ2陥落となった。今後は前田、駒野をはじめ、主力選手の動向が気になるところだ。

(11月10日 デイリースポーツ)

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