優勝色々

 まずはフィギュアスケート。今期の安藤選手は実力以上に「勝ち運」を持っていると見ました。ファイナルやバンクーバーの本番まで、それが続いているかは分からないけど。

安藤、GP連勝でファイナルへ=高橋は4位-NHK杯フィギュア

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯第2日が7日、長野市のビッグハットで行われ、女子で前日のショートプログラム(SP)2位の安藤美姫(トヨタ自動車)は自由も2位だったが、合計162.55点で逆転優勝、ロシア杯に続くGP連勝でファイナル(12月、東京)進出を決めた。2季ぶりのGP復帰戦となった男子の高橋大輔(関大大学院)は得点を伸ばせず、4位だった。

 女子の中野友加里(プリンスホテル)は4位。男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)は7位に終わった。男子はブライアン・ジュベール(フランス)が優勝した。

(11月7日 時事通信) 

 次にプロ野球。いやー、今年の日本シリーズは面白かったですね。例えるならば「投手力+突破力の巨人」vs「集中力と団結力の日本ハム」。6試合いずれをとっても一方的な展開の試合は無く、両チーム良いところが出たナイスゲームばかりでした(特に第1・2・5試合)。

 あと、勝者/日本一こそ巨人と決まりましたが、試合後の日ハムベンチの潔さは、まさに見事!と言うべきか。梨田監督はじめ日ハムナインの振る舞いはグッド・ルーザーの手本です。下記の原監督のコメントといい、こんな清々しい日本シリーズは久し振りかも。両軍ともにアッパレ!。また来シーズンもご活躍のほどを!。

<日本シリーズ>巨人7年ぶり日本一、MVPは阿部 日本ハムに4勝2敗

 プロ野球の日本シリーズは7日、札幌ドームで第6戦を行い、セ・リーグ優勝の巨人がパ・リーグ覇者の北海道日本ハムに2-0で勝ち、通算成績4勝2敗で7年ぶり21回目のシリーズ制覇を果たした。最高殊勲選手賞(MVP)には、第5戦でサヨナラ本塁打を打つなど活躍した阿部慎之助捕手(巨人)が選ばれた。

 巨人・原辰徳監督(51)は、前回監督時の02年以来2回目の日本一達成。今季は若手の積極起用が目立ち、レギュラーシーズンでは2位・中日に12ゲーム差を付けて優勝。クライマックスシリーズでも第2ステージで中日を降し、日本シリーズに進出した。【芳賀竜也】

 少ない好機を生かした巨人が日本一に輝いた。二回、阿部の適時二塁打で先制し、六回は2死一塁から小笠原の右前打に右翼・稲葉の失策が重なり追加点。先発・東野が一回に打球を右手に受け交代するアクシデントもあったが、急きょ登板の内海が好救援した。日本ハムは武田勝が好投も、打線が再三の好機で決定打が出なかった。

 ▽巨人・原監督 梨田監督のもと、素晴らしい選手、素晴らしいファンを相手に最高の日本シリーズでした。感無量です。ジャイアンツファンのみなさま日本一になりました。ありがとうございました。

 ▽MVPの巨人・阿部 みんなで勝ち取った日本一で、サポートしてくれた裏方のみなさんにも感謝いたします。ファンの皆様にも感謝いたします。

(11月7日 毎日新聞)

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