アレッポで勝っても負けてもシリア現政権は終わりな件について

 アサドがここまで混乱を長引かせて事態を収集できなかったことで、欧米による「シリア経由イラン侵攻for米帝」の流れは出来た。というわけで、「世界平和の敵」アサド政権の役割は既に終わっている。あとは欧米の支援を受けた反政府勢力の「処理」をどうするかだけの段階。

<シリア>政府軍、アレッポで総攻撃 政権命運握る攻防に

 【テヘラン鵜塚健】シリア政府軍は28日、シリア北部の中心都市アレッポに大量の周辺部隊を集結させ、総攻撃を始めた。戦闘ヘリコプターや戦車を多数投入し、反体制派を制圧する構え。アレッポでは政府軍と反体制派の激しい衝突が1週間続いており、ここでの攻防の行方が、アサド政権の命運を握るとみられる。

 反体制派によると、政府軍は28日早朝から、アレッポ南西部サラヘディン地区など数地区で一斉に攻撃を開始。戦闘ヘリや戦車による砲撃に加え、多数の兵士を動員して反体制派と激しい市街戦を展開している。戦闘機の目撃情報もある。イランメディアによると、政府軍側は精鋭部隊の共和国防衛隊1500人をアレッポに投入した。

 反体制派組織「シリア人権観測所」によると、28日午前だけで軍と反体制派双方で10人以上が死亡した。

 アレッポは北部最大の商業都市で人口約200万人。住民の多くは郊外や北方のトルコに逃れたとみられるが、残った住民の状況は深刻だ。活動家の住民男性によると、停電や断水が長時間にわたり、食糧が不足。医師や薬品も足りず、負傷者への対応が追いつかない。救護支援に当たる地元の赤新月社(日本の赤十字社に相当)も27日、戦闘激化に伴い活動を一部中断した模様だ。

 シリアではアレッポのほか首都ダマスカス、南部ダルアーなど各地で、軍と反体制派の衝突が続き、連日100人以上の死者が出ている。軍幹部や大使の離反が相次ぎ、政権中枢の揺らぎが指摘される中、アサド政権はアレッポ攻略で盤石ぶりを示す狙いとみられる。

(7月28日 毎日新聞)

 世界には、「ブラックラグーン」や「ヨルムンガンド」な厨二病的陰謀ワールドが実在するから、ほんとタチが悪い。

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まあ、覚悟だな。覚悟。

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