アサド大統領@シリア、イスラエルへの報復を示唆 ~ 今度の中東戦争もイスラエルの勝ちで決まりかね

 ジャスミン革命からこっち、「アラブの春」騒ぎで国内がゴタゴタしているエジプト以下の中東主要国は様子見で決定。実質、「イスラエル+欧米(+トルコ)」多国籍軍vs「シリア+イラン」連合軍の戦いじゃ、お話にならないもんな。

 中国とロシア?。連中は今それどころじゃないよ。いつものように文句は言っても、手は出してこない。少なくとも内ゲバが収まる春先までは。

シリア大統領、イスラエルの空爆への報復示唆

 【テヘラン=酒井圭吾】シリアからの報道によると、同国のアサド大統領は3日、イランのジャリリ国家安全保障最高会議書記とダマスカスで会談し、1月30日のイスラエル機によるシリア空爆に両国が協力して対処することを確認した。

 シリア国営通信によると、大統領は、空爆により「外敵(米欧など)とともに、シリアの不安定化を画策するイスラエルの狙いが鮮明になった」とイスラエルを非難。その上で、「シリアは侵略行為に抵抗する能力を備えている」と述べ、イスラエルへの「報復」を示唆した。アサド大統領が空爆に言及したのはこれが初めて。ただ、反政府勢力との内戦に手を焼くアサド政権は具体的な行動に出るかは不透明だ。

 シリア国営テレビは3日、「イスラエルが空爆した、ダマスカス郊外の軍研究所」とする場所の映像を放映した。中東の衛星テレビ「アル・ジャジーラ」が伝えた。

(2月3日 読売新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です