お疲れ様でした。チャンプ

 今はそれしか言えないよ。確かに今日の内藤は変だった。試合の内容自体も、(亀田共々)正直少々しょっぱくてガックリ(特に攻撃のリズムが単調過ぎ)。年齢なのかなあ…まずはゆっくりと休んで下さい>「チャンプ」内藤大助。それにしても、政治といい経済といい社会情勢といい、ホント、悪いことってのは重なるもんだ。

 あと、TBSの偏向ぶりにはいつもながら腹が立ちますな。亀田についても今回判定勝ちした内容についてはともかく、これでまたTBS共々増長するんじゃないかと思うと、軽く目眩がします。せめてそれだけはあって欲しくないと思いますが…無理でしょうねえ。今日の中継のスポンサー企業の顔ぶれも香ばしさ満載でしたし、なんと言いますか、この3~4年で「ボクシングというコンテンツ」のブランド・イメージは地に墜ちたんだなあと実感です。改めてガックリ。

内藤、王者の意地も及ばず=WBCフライ級タイトル戦

 ゴングが鳴るまで内藤は必死に左右のパンチを振るった。5度防衛してきた王者の意地だった。しかし、結果は4~6点の差。ジャッジの内容にやや不満の表情も浮かべたが、「それが結果だから受け止めないと」と目線を下げ、「相手の方が強かった。負けた自分が弱かった」。

 4回に公表されたスコアは1人が亀田興、2人は引き分け。それが、8回には3人とも挑戦者のリードになった。「おや」という表情の内藤。終盤は必死に追ったが届かなかった。

 大きな分岐点となりそうな試合で敗れた35歳。今後の去就が気になるが、内藤は「まだ何も。ゆっくり考える」と話すにとどまった。

(11月29日 時事通信)

亀田興が2階級制覇=内藤を判定で破る-WBCフライ級

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は29日、さいたまスーパーアリーナで行われ、同級3位の亀田興毅(亀田)がチャンピオンの内藤大助(宮田)を3-0の判定で破り、王座を奪取した。

 亀田興は世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級に続く2階級制覇に成功。次期防衛戦では同級暫定王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)との統一戦が義務付けられる。35歳2カ月30日の内藤は、日本人の世界戦勝利最年長記録更新はならなかった。

 試合は、亀田興がカウンターの左ストレートを多用してポイントをリード。内藤の変則的なパンチも堅い防御でかわした。戦績は亀田興が22戦全勝(14KO)、内藤が35勝(22KO)3敗3分け。日本人の現役世界王者は暫定を含め5人で変わらず。

 2007年10月の同級タイトル戦で内藤に対し亀田家の次男、大毅が反則を繰り返し、複数の処分者を出す事態となった。今回の試合は亀田家の長男が内藤に挑戦して注目され、約2万人の観衆が足を運んだ。 

(11月29日 時事通信)

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