昨日告示された2013年東京都議選。7/21の参院選の前哨戦としても重要な選挙なので、ちょっと時間をかけて結果予想をしてみました。今日は23区の選挙区(89議席)について。
- 千代田区選挙区(定数1):自民1
2009年選挙で不覚を取った内田@自民の返り咲き。
- 中央区選挙区(定数1):自民1
立石@自民で鉄板。反自民勢力は票割れで自滅。
- 港区選挙区(定数2):自民1-2、みんな0-1
来代&菅野@自民と安倍@みんなの3名で2議席を争う展開。多分、自民1、みんな1
- 新宿区選挙区(定数4):自民1、公明1、民主0-1、みんな0-1、維新0-1
自民の2議席確保は困難。共産党も議席確保困難。自公で1議席ずつ。残る2つの椅子を、猪爪@民主と徳弘@みんな、小野@維新が奪い合う構図
- 文京区選挙区(定数2):自民1、維新1
中屋@自民は当確。問題はもう1議席。現職の増子@民主か、自民から寝返った宮崎@維新か。ここは7割カンで。
- 台東区選挙区(定数2):自民1、民主1
服部@自民は当確。2議席目は選挙慣れして、基礎票も固い中山@民主で。
- 墨田区選挙区(定数3):自民1-2、公明1、民主0-1、維新0-1
自民は川松を出す必要あったかなあ?。上手くすれば、小沢@民主か森山@維新に土を付けられる可能性はあるけど。うーん
- 江東区選挙区(定数4):自民1、公明1、民主1、みんな1
川北@維新と畔上@共産が「5位」争い。野上@みんなの動向次第では分からん選挙区だったが、結局、結果はシンプルに。
- 品川区選挙区(定数4):自民2、公明0-1、みんな0-1、維新0-1
民主の現職2名は共倒れ。自民が2議席確保。残りの2つを伊藤@公明、飯山@みんな、筒井@維新が奪い合う構図。おそらくは、伊藤と筒井。
- 目黒区選挙区(定数3):自民1-2、公明1、みんな0-1、維新0-1
自公の選挙協力が完全なら自公で3議席。ダークホースは角@みんな。
- 大田区選挙区(定数8):自民3、公明2、民主1、みんな1、維新0-1、共産0-1
「TOPはいらないから5名当選を目指す」自公、「とにかく確実に1名当選させるためにガチ調整」みんな、「気づいてみたら票割れやべーよ」民主&維新、「私たちはいつもマイペース」共産。各党の色が良く出ている選挙区。
- 世田谷区選挙区(定数8):自民2、公明2、民主1、みんな1、維新1、共産0-1、生活者ネ0-1
公明以外が、微妙に星を落としてバランスが取れそうな選挙区。どうでもいいけど、塩村@みんなと海老沢@維新って美人さんやね。西崎@生活者ネや里吉@共産は、結構その意味でも割りを食いそうw。
- 渋谷区選挙区(定数2):自民1、みんな0-1、維新0-1
民主は内ゲバで大津&浜田が共倒れ。村上@自民は安泰。藤井@みんなと小林@維新が残り1議席を奪い合う。リアルファイトなら、小林の圧勝だが。さてどうなる?
- 中野区選挙区(定数4):自民1、公明1、民主0-1、みんな0-1、維新1
川井@自民、吉田@維新は当確。高倉@公明も固い。後1つは…渡辺@みんなかなあ。
- 杉並区選挙区(定数6):自民2、公明1、民主0-1、みんな0-1、維新0-1、共産0-1、生活者ネ0-1
小宮&早坂@自民は鉄板。松葉@公明への援護射撃の余裕十分。残り3議席を巡って5候補が凌ぎを削る。ここはわからんなあ。
- 豊島区選挙区(定数3):自民1、公明1、民主1
一見乱戦。こういう時は、地盤票の厚さで判断。ダークホースは古坊@無所属(かくれ「みんな」)と米倉@共産。
- 北区選挙区(定数4):自民1、公明1、民主0-1、みんな0-1、維新0-1
和田@民主「…栗下ァ!!」、音喜多@みんな「…栗下ァ!!」、栗下@維新「サーセン」。そんな選挙区。自公は左団扇。
- 荒川区選挙区(定数2):自民0-1、公明0-1、維新0-1
滝口@民主、落選確実。自公と維新で2つの椅子を取り合う三つ巴。ここは結構競るだろうね。
- 板橋区選挙区(定数5):自民1-2、公明1、民主1、みんな0-1、維新1
熊木@民主と岡林@維新の美人ペアが強くて、自民がまさかの不覚を取る可能性のある選挙区w。ぶっちゃけどうよ?と思うけど。まあ、それもまた選挙。
- 練馬区選挙区(定数6):自民2、公明1、民主1、みんな1、維新1
流石に3議席狙いは、欲張りすぎやろ!>自民党。他党は無理せず堅実に票をまとめていて、波乱は多分無し。
- 足立区選挙区(定数6):自民2、公明2、民主1、維新1
ここは落選する候補が決まれば終わり。大島@共産、残念!。
- 葛飾区選挙区(定数4):自民1、公明1、民主0-1、みんな0-1、維新0-1
候補を伊藤に一本化した民主だが苦戦必至。自民も2議席GETは厳しいか。
- 江戸川区選挙区(定数5):自民2、公明1、民主0-1、みんな1、共産0-1
民主の現職2名は共倒れの可能性。最後の1つの席を巡って、河野@共産と鍔迫り合いか。
以上の分析に、各選挙区の過去の傾向を合わせて、微修正しました予想は以下の通り。
政党名 23区予想 他都市・選挙区予想 合計 自民党 33 公明党 20 民主党 11 みんなの党 11 日本維新の会 11 共産党 2 生活者ネ 1 合計 89 38 127
明日の、その他都市部や選挙区の分析結果をあわせないと明確には言えませんが、今回の都議選、自公合わせて75議席以上を確保するのは固いでしょう。
一方、民主党は20議席に届かず。みんなの党や日本維新の会とほぼ横一列の第三党勢力に。共産党は悲願の11議席確保…難しいかな。
しかし、腐っても第三極だなあと思ったのが、みんなと維新の躍進。中選挙区制ならではの側面はありますが、参院選でもまだまだ油断は出来ないと、実感しました。
都議選告示 253人立候補 自公で過半数焦点
参院選の前哨戦として各党が国政選挙並みの態勢で臨む東京都議選(定数127、23日投開票)が14日、告示され、253人による9日間の選挙戦がスタートした。自民党が民主党から都議会第一党の座を奪還し、公明党と合わせて過半数の64議席以上を確保できるか、第三極の日本維新の会やみんなの党が一定の勢力を築けるかが焦点だ。
都政上の対立軸が示されない中、昨年12月の安倍政権発足後初の大型選挙とあって、経済政策「アベノミクス」など政権への評価が問われている。
立候補者数は、平成21年の前回(221人)を上回り、女性は53人で過去最多。前回より4党多い10党が公認候補を立てた。
昨年12月に初当選した猪瀬直樹知事就任後、初の都議選。新たな都議会が知事とどう向き合うかも注目が集まる。
13日現在の選挙人名簿登録者数は1077万7331人で過去最多。
(6月15日 産経新聞)
ちなみに意地悪く見守っているのが、橋下徹@維新が応援演説のために上京してくるかどうか。どう考えても出てこないほうが得策だが、他党が党首クラスを投入してくるのに、維新だけが石原閣下だけってのは変だよねえ。さてどうする?逆境党首。
ここで「【MAD】 ★★★★☆☆☆☆」を紹介。
複合MADに心休める週末のひと時。
コメントを残す