「痛レースのメッカ」荒尾競馬場、83年の歴史に幕

 最後の痛レースは12/2の「ユリゆららユリユリ大レース」。かと思ったら、12/16のアレって多分AKB48の…だよな。うーん、複雑。とりあえず、「AraoKeiBa48」構想なんてふざけた代物が現実化しなかったことは、良かったと思うんだ。一時的に話題になっても、それで荒尾競馬が延命できたとは思えんし、むしろ晩節を汚しただけだろうからな。

<荒尾競馬>最終レースに歓声 83年の歴史に幕

 現存する地方競馬場では最も古い荒尾競馬場(熊本県荒尾市)で23日、最終レースが行われ、83年の歴史に幕を下ろした。

 1928年にスタートした荒尾競馬は、旧三井三池炭鉱の労働者らでにぎわい、150億円超を売り上げた時期もあった。だが97年に炭鉱が閉山し、翌98年度から赤字に転落した。運営する荒尾競馬組合は経費削減などに取り組んだが、ここ数年の売り上げはピーク時の3分の1程度に落ち込んでいた。

 多くのファンが詰めかけた最終レース「さよなら・感謝・荒尾競馬」は午後3時13分にスタート。12頭が最後の直線コースに入ると、スタンドは「よし行けー!」と歓声に沸いた。終了後のあいさつで前畑淳治市長は「応援し、盛り上げてくれたファンに感謝します。83年間ありがとうございました」と頭を下げた。【澤本麻里子】

(12月23日 毎日新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です