「法定通貨なおもって洗浄を遂ぐ、いわんや仮想通貨をや」 ~ 「Coincheck」から流出したNEM、闇サイトで数億円分がマネーロンダリング済みの恐れ

 堅気の金融市場で取り扱われている法定通貨ですら、マネーロンダリングはとめられない。闇サイトなんてブラックマーケットが簡単にネット上に作ることができて、そこで匿名性の高い取引が可能とあれば、仮想通貨の洗浄が行われないわけがない。マーキングされていようが、取引システムが常時監視されていようが関係なく。

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「悪事を行える環境が揃っていて、悪事を行うメリットがあれば、見張られているからって悪人が悪事を止めるわけないでしょ」

「立小便をできる環境があって、膀胱に小便がたまっていれば、警官が横にいても酔っ払いは自分の珍宝を出すものよ」

 つまりはアレね。「捜査関係者とCoincheckの利用者は諦めなさい」。Coincheckの上層部もシロなら諦めなさい。クロだったら知らないけど。まだ。

NEM、闇サイトで交換…数億円分「洗浄」か

 仮想通貨取引所大手「コインチェック」から約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件で、流出したNEMの一部が、匿名性の高いインターネット空間「ダークウェブ(闇サイト)」を通じて別の仮想通貨に交換されたことが捜査関係者への取材でわかった。

 交換されたNEMは数億円に上る可能性があり、警視庁は資金洗浄とみて調べている。

 捜査関係者によると、NEMが分散されたアドレス(口座)から別の多数のアドレスに対し、今月7日頃からダークウェブのサイトの接続先を示したメッセージが送付された。サイトには、NEMとビットコインなど別の仮想通貨との交換を持ちかける記載があった。

 同庁が、このサイトを利用した人物と接触したところ、流出したNEMと自己所有の仮想通貨を交換していた。ほかにも交換に応じた人物がいるとみられ、総額は最大数億円に上る可能性があるという。

(2月10日 読売新聞)

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