北アイルランド紛争の場合、IRAが本格的にドンパチを始めたのは翌1969年、英国政府との関係泥沼化が決定し、その後20年以上の血の歴史を決定着けた「血の日曜日/金曜日事件」が起こったのは1972年だ。それに倣えば、スペイン中央政府とカタルーニャ自治州政府には、まだ僅かだが時間がある。
願わくば、スペイン-カタルーニャ上層部は、半世紀前の英国-アイルランド上層部と同じ轍を踏むなかれ。相互不信と流血の路を辿るなかれ。平和に、平和に話し合いで。カタルーニャ近くのイビサ島で綺麗なねーちゃんたちと一緒に、泡まみれパーリーしながら話し合ってくれ。
楽しいぞー。きっと楽しいぞー。少なくともおいらはそっちの方がいい。
カタルーニャで独立住民投票、警察は投票箱押収や封鎖で強行阻止
【AFP=時事】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州で1日、同州独立の是非を問う住民投票が始まった。住民投票をめぐっては、これを違法とみなす中央政府とカタルーニャ州が対立して緊張が高まっており、バルセロナ(Barcelona)などで投票箱と投票用紙が国家警察らに押収された。
スペイン内務省は同日朝、プラスチック製の投票箱4個と積み重ねられた大量の投票用紙の画像をツイッター(Twitter)に投稿し「バルセロナで警察が最初に押収した投票箱と投票用紙だ」と説明。さらに投票が始まった午前9時(日本時間同日午後4時)ごろにも、「違法な住民投票のための用具」を没収せよとの裁判所命令に従って国家警察と治安警備総局(Guardia Civil)が展開していると投稿した。
カタルーニャ州ジローナ(Girona)では、独立を主導するカルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)州首相が投票する予定の投票所で、機動隊が入り口のガラスを壊して強行侵入し、投票所を封鎖。既に投票しようと集まっていた住民らともみあいになり38人が負傷した。
中央政府はカタルーニャの住民投票は違憲とした裁判所判断を根拠に今回の住民投票は違法だと主張。裁判所も9月27日、独立住民投票の準備や投票で公共の建物を使用させないよう警察に命じていた。【翻訳編集】 AFPBB News。
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