「日本の奥の院」だけじゃインバウンド150万人は無理な件について

東北6県の広域観光連携プラン「日本の奥の院・東北探訪ルート」

 東京-函館の新幹線なんて、ただの槍の動線。今の3倍の外国人を受け入れる扇上的な市場拡大は起こらない。

「東北にも文化的な町並みがあることを世界に発信したい」

 いっちゃ悪いがムダな期待。きょうびコト消費に繋がらない古都観光なんて流行らない。だが、150万人の達成自体はそんなに難しくない。

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「大陸から中型機で東北の地方空港に外国人を直接ピストン輸送して、現地のスポーツか体験型観光で体力使わせて、温泉でリフレッシュさせて、旨いモノを供するエリアを複数設定して、それを訪日外国人向けの情報ネットワークにアピールしまくれば、十分可能」

 国と地方公共団体は、各地方空港と空港と観光地を繋ぐ二次交通にだけ補助を出して、後は民間に任せればよい。「政治的な意志」なんていらない。むしろ邪魔。

<観光>東北6県に外国人客を 首相がPR

 安倍晋三首相は15日、首相官邸で国連世界観光機関(UNWTO)のリファイ事務局長と会談した。首相は、東北6県への外国人延べ宿泊者数を2020年までに150万人に押し上げる目標を念頭に、「東北にも文化的な町並みがあることを世界に発信したい」と語った。リファイ氏は「必ず実現できる。政治的な意志がそれを実現すると確信している」などと応じた。

(3月15日 毎日新聞)

 ここで「アルパカ&トキで天国と地獄」を紹介。


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