まいりました。
三菱自動車工業終了のお知らせ ~ 燃費データ偽装は25年前から(2016/4/26)
経営の立て直し自体が容易じゃない。2000・2004年の時は、三菱グループ各社が助けてくれた。しかし、当時の有力助っ人・三菱重工業は客船事業の混乱で、同じく三菱商事は資源事業の損失で、三菱自動車を助ける余力なんて皆無に近い。日産も今回のことがあるから積極的には助けてはくれないだろう。
今回、完璧に読みを誤りました。普段なら、三菱自動車に空売りしかけて大損こいてるモルスタなどの強欲連中に「m9(^Д^)プギャー」しているところだけど、今回ばかりは彼らを笑えない。疑惑の底と潜在損失の規模が見えないリスクに躊躇することよりも、三菱自動車と同社のEV技術を安く買い叩き、世界市場でのシェアアップというメリットを掴むことを迅速に選択したカルロス・ゴーン、まさに恐るべし。
燃費データ不正問題を起こした三菱自動車に対し、日産自動車が約3割出資する方向で調整に入ったことが11日明らかになった。三菱自動車は事実上、日産の傘下に入って、経営再建を目指すことになる。
三菱自動車の不祥事をきっかけに自動車業界の大型再編に発展する可能性が出てきた。
三菱自は燃費不正問題で顧客へのガソリン代やエコカー減税などの補償が必要となっている。さらに、2000年以降のリコール(回収・無償修理)隠し問題など不祥事が重なって、企業イメージが悪化。販売が大幅に落ち込んでおり、経営への打撃が懸念されている。
三菱自と日産は11年、折半出資で軽自動車の共同企画会社を設立。三菱自が生産した軽自動車を日産に供給している。
(5月12日 毎日新聞)
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