昨年末の阿部広美擁立のプレ表明に際しては、メインの後ろ盾・共産党以外に民主党や維新の党も名前を連ねていたが、今、この3党間でまともな共闘体制が組めるとは思えんな。いいとこ、自主投票でお茶を濁して選挙戦に突入して各個撃破、現職の松村に鎧袖一触されるのがオチというものだろう。そうでなくても、
「死神のSEALDsが憑りついた時点で、この女の敗北は決定的といったところかねえ」
市民連合とやらも、辛抱が足りないな。阿部候補を勝手に正式擁立して、共産党以外の野党連中にプレッシャーを掛けたつもりだろうが、今これをやられても、連中の態度を硬化させるだけだと分からんのかな。いずれにせよ、自分たちが採った選択だ。7月は、阿部候補共々せいぜい華麗に散るがよい。
◇「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」
学生団体「SEALDs(シールズ)」や学者らで組織する「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」は11日、今夏の参院選熊本選挙区(改選数1)に野党統一候補として無所属で立候補する弁護士、阿部広美氏(49)の支援を表明した。熊本市で同日、公約などに関する協定を結んだ。
市民連合と参院選候補の協定締結は初めて。協定は阿部氏が、安全保障関連法廃止や立憲主義回復などを公約とし、当選後は原則、特定政党に所属しないこととしている。市民連合の山口二郎・法政大教授は、全国で野党統一候補の擁立が進んでいないことに対し「野党に危機感が足りなすぎる」と訴えた。
参院選熊本選挙区には、3選を目指す自民現職の松村祥史氏(51)と幸福実現党県副代表で新人の木下順子氏(56)も出馬表明している。【野呂賢治】
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