鈴木宗男が、故・町村信孝の次女の婿・和田義明氏に「勝機あり」と判断した、現地の選挙事情もさることながら、ムネオが、正式に「オール野党の共闘には乗らない」と表明したインパクトの方が大きい、国政選挙への波及効果。
これって、単に鈴木宗男が共産党への不信感を募らせているというより、民主党が描く選挙協力図にNo!を突きつけているってことだよな。ムネオが。つまり、これの前振り。
「娘である鈴木貴子衆議院議員@新党大地代表代理の、自民党合流」
平沼赳夫が、娘の平沼廣子を自民党に拾ってもらうことを条件に、「無条件降伏」復党したのと同じ構造。多分、園田博之の復党のケースも同じ。そして、おそらく鈴木宗男もそれに続く。
これは、思いのほか、面白い選挙戦が展開されそうだ。4月の補選でじゃなく、7月の参院選あるいは衆参ダブル選で。
町村信孝・前衆院議長の死去に伴う4月の衆院北海道5区補選に関連し、北海道の地域政党・新党大地の鈴木宗男代表は9日、札幌市内で開いたセミナーで、自民党公認で出馬予定の町村氏の次女の夫・和田義明氏(44)の支援を表明した。
鈴木氏は取材に対し、「人物本位で判断していくしかない」と語った。鈴木氏は野党統一候補の擁立を模索していたが、共産党を含めた統一候補には否定的な考えを示していた。
同補選を巡っては、民主党道連常任幹事の池田真紀氏(43)が出馬を表明。共産党は、橋本美香氏(45)の擁立を内定しているが、志位委員長は候補の取り下げの可能性に言及していた。
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