韓国周辺3ヵ国(日本・中国・北朝鮮)におけるMERS治療に関する医薬品開発事例

  • 日本

MERS抗体をダチョウの卵から大量精製 京都府大グループ(2015/6/19)

 韓国で感染が拡大している中東呼吸器症候群(MERS(マーズ))コロナウイルスに強く結合する抗体を、京都府立大大学院の塚本康浩教授(動物衛生学)のグループが、ダチョウの卵を使って大量精製することに成功した。共同で研究を進めている米国陸軍感染症医学研究所で検証中だが、すでに韓国、米国に配布、スプレー剤として大量生産を開始した。

 「認可を受けていないので治療薬としては使えないが、それなら感染予防品として使えばいいじゃん」というのが、日頃、厚労省相手に苦労している日本の医薬関連研究者らしいというか、なんというか。ある意味、いつもの日本。

  • 中国

<MERS>中国・香港研究陣 「15分以内に診断」試薬開発(2015/6/20)

 中国厦門大と香港大が約15分でMERS感染を検査できる診断試薬を開発したと、新華社通信が19日報じた。報道によると、両大学研究チームが昨年から開発してきたこの試薬は、既に出ている診断試薬に比べて使用法が簡単で、医療スタッフ1人が1000個以上のサンプルを一度に検査できる。

 治療もさることながら、まずは感染者の特定と隔離を迅速に行うべし。流石は人海戦術大国・中華人民共和国。なんだかとっても、いつもの中国。

  • 北朝鮮

北朝鮮、MERSやエイズにも効く万能薬を開発? KCNA報道(2015/6/20)

 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)は、同国で、中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)コロナウイルスやエボラ出血熱、AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)に「非常に有効な」ワクチンが開発されたと報じた。現代医学ではいまだに治療法が見つかっていないさまざまな疾患に効果があるという。

 「クムダン2(Kumdang-2)」なるこの薬品は、エイズ、結核、がん、「コンピューター使用による悪影響」、つわりまで、何にでも効くそうな。なんかもう凄すぎるけど、いつもの北朝鮮で逆に安心した。

 こういう時も(こういう時だからこそ?)、お国柄ってのは出るもんだね。そして、最後に肝心の韓国。

韓国・仁川空港の出国者に発熱検査なし、MERS拡散誘発に懸念の声・・韓国ネット「入国者は検査するのに…」「全世界に迷惑をかけたいってこと?」

 韓国・東亜日報は19日、韓国政府が出国者を対象とした発熱検査をしないため、中東呼吸器症候群(MERS)に対する不安感が増幅し、国家のイメージに傷をつけているとの指摘が出ていると報じた。

 記事によると、仁川空港の検疫所は入国者のための発熱検査にほとんどの人員を割いているため、出国者の検査まで手が回らない状態だ。保健福祉部は人員要請には時間がかかると、事実上、傍観しているという。記事はもしMERS患者が外国に出て感染を広めた場合、国として大きな恥をかくことになると指摘している。

(以下略)

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 記事の件について、「イの一番」に国家のイメージに傷とか、恥をかくことがどうとか、検査の手が足りないから手抜きを黙認とか言ってる段階でなぁ。まずは、責任を果たそうぜ。事態の当事者として最低限の。

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