都道府県単位の中央会は集票マシーンの「連合会」として残るが、それなりに弱体化はする。正直、ここまですんなり話が進むとは思わなかったが、これもまた現政権の「圧力」というか「勢い」という奴なのかな。
ここからは政権と既得権益者による騙し合いのターン。全中の万歳章会長が、本当にバンザイしたと本気で信じている人はいないよね?。次の賭場の舞台はTPP。賭けるものは簡保と農協共済のカネ。本当の戦いというか争奪戦はこれからだ。「敗者」の面従腹背のスキルが試されるのはこれからだ。地方選や今後3年間の状況変化の間隙を衝いて逆転を狙った連中が、粉微塵にされるのもこれからだ。燃えるねえ。
もっとも、
「仮にそれらの動きが顕在化したとして、その時、自分たちに出番があるとは、間違っても思わないで下さいましね。農水族議員の偉い人」
農協改革を巡り、JA全中=全国農業協同組合中央会は、地域の農協に対する会計監査の権限撤廃などを盛り込んだ政府・自民党の改革案を受け入れる方針を固めました。
戦後60年余りにわたって農協法によって位置づけられてきたJA全中は一般社団法人へと組織を変えることになります。
農協改革を巡って、政府・自民党は改革案を取りまとめ、JA全中から地域の農協に対する監査権限を切り離すことやJA全中を農協法に基づかない一般社団法人にすることなどの内容をJA側に提示して調整を続けてきました。
これまでJA側は慎重な姿勢を崩しませんでしたが、一部要望が取り入れられたことから改革案を受け入れる方針を固めました。
具体的には、JA全中は昭和29年に設立されて以来、農協法に基づく組織と位置づけられきましたが、一般社団法人へと形態を変えることになります。
ただ、社団法人となった後も地域農協の総合調整などの機能を持つことを農協法の付則に盛り込む方向です。
また、焦点となっている会計監査の権限の撤廃について、JA全中の監査部門を切り離して新たな監査法人に移行させ、地域の農協が一般の監査法人と新たな監査法人のどちらを受けてもよいとする選択制を導入することにしています。また、平成31年までの移行期間の間に一部の農協が一般の監査を受けることで、問題がないか実証することにしています。
「准組合員」制度の利用制限についてはいったん先送りし、農協改革の進展をみて、改めて議論するとしています。
JA全中は9日午後に役員会を開き、受け入れを決めることにしています。
「改革の趣旨 理解いただけるだろう」
菅官房長官は、午前の記者会見で「農協の見直しは農業者個人や地域の農協が主役となるような改革だ。『農協つぶし』ということではなく、若い方が農業に従事し、将来に魅力ある農業をつくるための改革だ」と述べました。そのうえで、菅官房長官は「ここ数日、政府の考え方を説明し、交渉が大詰めの段階まで来ている。与党と農協とで調整をしているが、改革の趣旨については理解をしていただけるだろう」と述べました。
(2月9日 NHK)
ここで「くっそ面倒くさいアリス」を紹介。
面倒くさいというより怖い。そしてこういう女は実際にいる。
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