【マッドマックス「ガソリンだァ!」】Welcome to this COVID-19 Time ~ 世界のマスク市場が「無法化」【北斗の拳「水だ!水だァ!!」】

2020年春、世界は超大国から一般市民までエゴの炎に包まれた。


「ヒャッハー!!」「マスクだ!マスクだァ!!」

21世紀はまだ5分の1しか終わってないのに、早くも世紀末の様相っていうか、

フランスとドイツの高官によると、米国はマスクの世界最大生産国である中国に市場価格を大幅に上回る値段を払っている。既に契約を結んだ欧州の国から契約を奪い取ることもあるという。

そういうところだぞ。中国と米国。

「1住所マスク2枚配布」のアベノマスク・プランは、時期と実効性はともかく、「全国民へ平等にマスクを行き渡らせるのが政府の勤め」というメッセージという意味では、評価すべきだと思う。「日本は国としてのエゴを丸出しにしてマスクをかき集め、大量のマスクを国内に流通させて、他国の窮状を悪化させるような真似はしない」という対外的な意思表示としても。

「で、肝心の実効性は?」

そろそろ、「調律された局地戦」で稼いだ時間的余裕がなくなってきたからなあ。やわらか自粛やメッセージ配信から荒政へシフトやむなしかな。悲しいけど今戦争なのよね。

世界のマスク市場が「無法化」、米の買い占めに各国が懸念も

[パリ/ベルリン 3日 ロイター] – 新型コロナウイルスに対応する医療従事者を守るためのマスクを確保する動きが世界中で加速しており、マスク市場は「ワイルド・ウエスト」(無法で粗野な米国開拓時代)と化している。米国が既に契約を結んだ他国よりも高い価格を払って買い占めるケースも見られている。
フランスとドイツの高官によると、米国はマスクの世界最大生産国である中国に市場価格を大幅に上回る値段を払っている。既に契約を結んだ欧州の国から契約を奪い取ることもあるという。
ドイツのメルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の幹部は、ロイターに対して「お金は問題でない。米国は必死だ。どんな値段でも払う」と話した。
新型ウイルスは昨年中国で初めて発生して以降、パンデミック(世界的大流行)と化した。欧州や南北アメリカ、その他の地域で各政府が必死に医療従事者や介護施設の従業員、国民の防護製品を確保しようとしている。
世界の感染件数は100万人を突破。米国では感染が急増しており、貴重な防具の在庫を巡る競争は激化している。
米国土安全保障省(DHS)の当局者は今週、米企業と米政府は国外から調達する防護具について、市場価格以上の値段を払っているとロイターに匿名で発言。米当局者は「あり余るまで買い続ける」とし、8月まで海外からの調達は続くかもしれないと述べた。
フランスでも3つの地方政府のトップが同じような見解を示した。仏東部グランテスト地域圏の幹部は、マスク確保のために絶えず闘っていると指摘。直前で引き渡しの取り決めが変わると話し、「米国人は飛行場の滑走路で現金を出し、われわれの提示額の3倍、4倍を支払う」と懸念を示した。

(2020/4/4 ロイター)

ここで「【アイドル部MMD】ゴンゴンの奇妙な冒険 黄金の盾」を紹介。

この期に及んで狼狽と醜態晒しが甚だしいドナルド・トランプには覚悟が足りない。

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