【身内といえば身内】ベネッセの個人情報漏洩事件の「捜査」はほぼ終了【部外者といえば部外者】

 大山鳴動してSE鼠一匹。つまらんオチだったな。

f:id:kagura-may:20140224163506j:image

 あとは、流出した760万~2070万件の「被害者」への「誠意」の負担額がいくらになるのかと、負担責任者が誰になるのか、か。三菱UFJ証券(当時)の事件に倣えば、1件あたり1万円の誠意。素直に払えば、数百億円単位の損害だな。

 原田社長@ベネッセは払う気ナッシングなようだけど、それはそれで良い。今回の騒動、この程度で終わってもらっては、そのなんだ、困る。

ベネッセ流出:名簿売却持ち掛け…再委託先SE

 通信教育大手ベネッセホールディングス(岡山市)の顧客情報漏えい問題で、顧客データベース(DB)の保守管理にあたっていた外部業者のシステムエンジニア(SE)の男が警視庁の任意の事情聴取に対し、「金が欲しくて、自分から名簿業者に持ち掛けてデータを売った」と供述していることが関係者への取材でわかった。また、ベネッセ側から男に貸与され、顧客情報のダウンロードに使われたとみられるパソコンの電子データについて、任意提出を受けたことも判明。警視庁は不正競争防止法違反容疑での逮捕に向け、詰めの捜査を進めている。【林奈緒美】

 ◇「金欲しかった」

 関係者によると、ベネッセはDBの保守管理をグループ企業の「シンフォーム」(岡山市)に委託し、同社はさらに複数の外部業者に再委託していた。男はこのうちの一社で派遣社員として働き、DBを操作する端末が置かれているシンフォーム東京支社(東京都多摩市)の一室に出入りしていた。

 男は警視庁の任意聴取に対し、顧客情報の持ち出しと、名簿業者への売却を認めたうえで、「名簿は金になると思い、自分から名簿業者に買い取りを持ち掛けた」などと動機を説明、売却先として名簿業者1社の名前を挙げたという。しかし、既に判明している「パンワールド」(東京都武蔵野市)、「文献社」(福生市)以外にも2〜3社への流出が確認され、さらに広く出回っている可能性もあるとみて流出ルートの解明を進める。男には業務上、DBにアクセスするIDが与えられていた。

(7月15日 毎日新聞)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です