【「美味しんぼ」をリンチ対象にするのと】安倍晋三総理、福島を視察【正確な情報を発信するのは別の話】

 国民は、それだけを忘れなければ良い。あとは自由だ。これまで通り、福島を助けるのも。これまでのように、政府や東電の情報発信の姿勢を疑い、監視を続けるのも。これまでの活動へのペナルティ分も含めて、雁屋哲を相応に追い詰め、必要とあれば叩き潰すのも。

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 そこまでやれとは言わんけど、粛々とやるべきことをやれば良い。ここ一両日の集団的自衛権を巡るひと騒ぎや、このタイミングで表沙汰になったASKA事件の背景も含めて、雑音に気を取られなければ、それで良い。揺るがず、惑わず、個々の材料の整合性に囚われず、より社会に資する目的を達成すれば、それで良い。それらを無しうるだけの審美眼を養えていれば、それで良い。

福島視察で首相「正確な情報分かりやすく提供」

 安倍首相は17日、東日本大震災で被災した福島県を訪れ、医療機関や風評被害に悩む農家を視察した。お

 県民の健康調査を行っている福島市の福島県立医大では、甲状腺の超音波検査の状況や、東京電力福島第一原発事故による県民の健康被害が確認されていないことなどについて、職員から説明を受けた。

 同事故を巡っては、漫画「美味しんぼ」で、主人公が原発視察後に鼻血を流すなどの描写があり、物議を醸している。これに関し、首相は同市内で記者団に、「放射性物質に起因する直接的な健康被害の例は確認されていない。根拠のない風評を払拭するため、正確な情報を分かりやすく提供する。国として全力を挙げて対応する」と述べ、風評被害払拭に努める考えを強調した。

 首相はこの日、福島市内で田植えを体験。サクランボ農家や仮設住宅などを視察し、住民を激励した。

(5月17日 読売新聞)

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