実のところ、海外じゃこの手の「奇跡」は珍しく無い。銃犯罪の発生率の高さと、「相手の心臓を狙う」銃撃する側の殺意の高さと、銃撃される側の胸元グッズのごっつさが、「奇跡的に重なった」結果ではあるけど。
もちろん、弾丸を防いだのは、聖書だけにとどまらない。ライターもあるし、携帯電話もあるし、iPodもあるし、
ジュリアーノ・ジェンマ「この1ドル銀貨が無ければ死んでいた」
てのもあるし、
米国の巨乳お姉さん「豊胸用に入れていたシリコンパッドが無ければ死んでいた」
てのもあるし、
赤いロリコン「ヘルメットが無ければ即死だった」
鷹の団の白い人「ベヘリットが無ければ死んでいた」
…あれ?。
あとあと考えると、アムロや矢の人は、「あの時」ちょっと狙いを外せば後世に禍根を残さずにすんだのだがな。作者の都合という絶対的な因果律ないしアガペーは、つくづく厄介なシロモノやね。
【AFP=時事】米オハイオ(Ohio)州で、不良少年らに襲われたバス運転手が銃で撃たれたが、胸ポケットに入れていた聖書のおかげで命拾いした。同州デートン(Dayton)の警察は、「この事件では明らかに何らかの力が働いた。さもなければ彼は今、この世にはいなかったはずだ」と驚いている。
事件が起きたのは24日早朝。地元テレビ局WCPOによるとバス運転手のリッキー・ワゴナー(Rickey Wagoner)さん(49)が車両の不具合を直そうとバスを止めて車外に出たところ、10代少年3人が近づいてきた。
少年の1人が「シロクマを殺さないと仲間に入れないぞ」と話しているのをワゴナーさんが耳にしていることから、少年らはギャング団の儀式としてワゴナーさんを襲ったとみられる。
ワゴナーさんは胸を2発撃たれたが何とか倒れずにもちこたえ、銃を奪い取ろうと少年らと取っ組み合いになった。
地元メディアが公開した警察への通報電話のなかでワゴナーさんは、胸ポケットに「本」を入れていたと語っている。「最初は(銃弾が)貫通したと思った。胸にハンマーでたたかれたような衝撃を感じたから」
取っ組み合っているうちに、少年の1人がナイフでワゴナーさんの腕に切り付けてきた。銃が暴発し、弾がワゴナーさんの脚に当たったが、ワゴナーさんは少年の脚をペンで刺すなどして少年らから銃とナイフを叩き落とすことに成功。ワゴナーさんは落ちた銃を拾い、大声をあげながら逃げ去る少年らに向けて発砲したが弾は当たらなかったようだという。【翻訳編集】 AFPBB News
(2月26日 AFPBB)
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