政府が「がんばってる老人」を讃える「三浦賞」の創設を検討 ~ 人事権の乱用と勲章の乱発は落ち目政権のやることだ。

何で、今の安倍政権がこんなくだらんパフォーマンスに力を入れているのか、理解に苦しむわ。マジで。先日の長嶋&松井の国民栄誉賞W受賞イベントには、佐藤栄作のノーベル平和賞の受賞並みの馬鹿馬鹿しさを感じたが、今回の「三浦賞」検討の阿呆さは、それに準じる。

確かに、少子高齢化が進む中、「従来の勲章の対象にしづらいけど、政府系イベントには使い勝手のいい年寄り」向けにこういった賞を作っとけば、後々便利。理屈は分かるし、効果も想像できる。尊敬なんて欠片もしてやらんけど。

古人曰く「勲章を貰って喜ぶのは軍人と子供だけ」とあるが、私は個人的に「志が二流以下の公務員根性野郎と、自己顕示欲が強いだけの馬鹿と、家畜根性に染まった自分を愛している愚物」も、「勲章大好きな困ったお友達」にカテゴライズしている。

本物の偉人は、自分で自分の偉業に満足したら、次の偉業に向けて次の鍛錬を始めるだけだ。年齢関係なくな。他人に用意された鏡も尺度も必要としない。せいぜい「あったらいいな」と思うのは、自分の成功に対して、自分で掲げる一杯の美酒くらいなもんだ。

政府、「三浦賞」創設検討…80歳の偉業たたえ

政府は、世界最高齢でエベレスト(8848メートル)登頂に成功した、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん(80)の偉業をたたえ、同氏の名前を冠した「三浦賞」の創設の検討に入った。

下村文部科学相が31日午前の閣議後の記者会見で明らかにした。三浦氏は来週、首相官邸を訪れて安倍首相に登頂成功を報告する予定。

(5月31日 読売新聞)

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