馬鹿とヤクザの潰し合いで貴重な時間を浪費。気付いてみれば明日で臨時国会は終了。

 何ともバカバカしい限り。懲罰動議のぶつけ合いは国会戦術の一つとは言え、それにしても「お題」が低次元過ぎる。ハマグリに至っては、言い訳と逆ギレの中身から醸し出される頭と性格の悪さが予想の斜め上で、一般人としては笑うしかない。

 挙句に、逆ギレついでに「式典に遅刻したやつが十数人いたぞ!(≒何で俺だけが責められるんだ)」と居直るなんて、幼稚園児並みのメンタリティだな。よくこんな社会不適合者が、国会議員と言うか社会人やってこれたもんだと、逆に感心。お父ちゃんから受け継いだ地盤がよほど強固だったんだねー。

野党、中井氏に懲罰動議 非礼発言 民主も逢沢氏着信音で応酬

 自民、みんな、たちあがれ日本の野党3党は1日夜、11月29日の議会開設120年記念式典で、秋篠宮ご夫妻が天皇、皇后両陛下の入場を待って起立されていた際、「早く座れよ」などと発言した民主党の中井洽(ひろし)衆院予算委員長への懲罰動議を衆院に提出した。民主党も同式典の最中、携帯電話使用禁止の申し合わせに反し、着信音を鳴らした自民党の逢沢一郎国会対策委員長への懲罰動議提出で対抗。国会での与野党対立は、皇族ご臨席の式典での失態にからむ懲罰動議の応酬に発展した。

 2つの懲罰動議は3日閉会の今国会で採決されない見通しだが、公明党幹部は1日夜、「来年1月召集の通常国会の運営を考えれば、中井氏はいずれ予算委員長を辞めざるを得ないだろう」との見方を示した。

 中井氏は1日午前、川端達夫衆院議院運営委員長に電話し「いろいろお騒がせして申し訳なかった」と陳謝したが、問題視された発言自体は否定したため、野党3党は「皇室に非礼で、院の品位を著しく汚した」と動議提出に踏み切った。

 中井氏は記者団に「(式典の)行程表にはお座りになると書いてあって、一同着席となっている。どうしたんだろう、宮さまに伝えていないのかね、ということを(周囲の議員に)申し上げた」と釈明した。この説明を受けて、民主党は中井氏擁護の姿勢を強め、衆院議運委理事会では「逢沢氏の着信音は天皇陛下に聞こえたかもしれないが、中井氏の発言は聞こえていない」(村井宗明民主党理事)などと反論した。参院議運委理事会でも民主党理事は「発言は主語が不明確で誰への発言か分からない。これ以上の調査は難しい」と沈静化を図った。

 しかし、中井氏の近くで発言を実際に聞いた水野賢一・みんなの党幹事長代理は「中井氏が殿下に対して『早く座れよ。こっちも座れないじゃないか』と言ったのが鮮明に聞こえた。『聞こえるように言わなければダメだ』とも言っており、確信犯だ。独り言ではない大きな声だった」と話すなど、野党3党側は追及姿勢を緩めていない。

(12月2日 産経新聞)

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