加えて、勝ったのが自公が選挙戦2ヵ月前に担ぎあげた「地元アナウンサー36歳」ってのが、これまた超香ばし過ぎ。この人って、今回の立候補まで、「太田誠一の実質ムコ殿」であること以外、神楽のアンテナに引っかかる要素がなかったただのボンなんですが、現職に6万票以上差をつけての大勝とは、いやはや(呆)。一応様子見ですが、自公はもう少しマシな候補を立てられなかったのか?。それとも、同じ自民系候補・植木とみ子女史の「謎の選挙戦離脱」劇も含めて、太田の旦那の影響力ってまだそんなに強いのかねえ。ちょっと今後が心配です。
まあ、自公系候補が勝ったってことより、民主系候補が負けたってことについては至極納得ですけど。菅内閣/民主党政権の支持率低下に加えて、現職の不人気と県連の内ゲバ、挙句に「目下、女性が嫌いな有名人No.1」谷亮子女史を投票日直前の選挙応援に担ぎ出すと言うセンスの悪さ。そりゃ勝つ方がオカシイってもんですよ。とりあえず、今回の市長選の結果は、民主党の負け方の酷さにこそ意味があるといったところでしょうかね。
福岡市長選 自公支援の高島氏初当選 民主推薦の現職破る
福岡市長選は14日投開票され、自民と公明が支援する元民放アナウンサー、高島宗一郎氏(36)が、現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=ら7人を破って初当選した。選挙戦は与野党対決の構図となり、自民はほぼ連日党幹部を福岡に投入。高島氏は「福岡をアジアのナンバー1都市に」と訴えると共に、尖閣諸島問題などでの政府対応を批判することで、菅政権への市民の不満の受け皿にもなった。【鈴木美穂、門田陽介】
(11月14日 毎日新聞)
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