東芝再建、国内ファンドが年度内にもTOBで全株取得検討-報道(2022/11/26 ブルームバーグ)
(ブルームバーグ): 東芝の再建策を巡り優先交渉権を持つ国内ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)が、本年度中にも同社に対し株式公開買い付け(TOB)の実施を検討していると、時事通信が26日報じた。
JIPは「物言う株主」などから全株式を買い取り東芝を非上場化、経営再建の加速を目指すという。報道によれば、早期にTOBを行うのは、物言う株主への対応で混乱しないよう経営の安定化を図るため。
東芝の非公開化では、JIPが中部電力やオリックスなど複数の事業会社と連合を組んで、組織や経営陣の存続を前提にした買収を提案している。政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)も、米系投資ファンドのベイン・キャピタルやアジア拠点の買収ファンドMBKパートナーズと連合する方向で応札している。
報道によれば、同ファンドはローム、損害保険ジャパン、ゆうちょ銀行など10社超から約1兆円、銀行からの融資と合わせて2兆2000億円超での買収を提案している。銀行側は現時点で融資の実行を確約しておらず、今月中にも結論を出す見通しだという。
笑止。
まあ、同じ「東」でも東電よりはまだマシですが。
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